ワンズマインドは、ビジネスマッチングサービス「比較ビズ」を利用するBtoB企業に対して「ChatGPT利用状況の実態調査」を行いました。調査期間は2024年4月26日から2024年5月10日までで、調査対象は「比較ビズ」に受注者として登録している企業100社です。回答者の業界は士業、情報通信業、コンサル業、人材業、建築業、物流業、その他が含まれています。
調査結果によると、BtoB企業の79.8%がChatGPTの利用経験を有しており、そのうち68.1%が現在利用中、11.7%が過去に利用した経験があることが明らかになりました(図1)。
ChatGPTを知っている企業は94%に達しており、情報通信業やコンサル業での利用が特に多いものの、全業界にわたり広く普及していることが確認されました(図2)。
一方で、利用していない企業の多くは「必要性を感じない」ことを理由に挙げています(図3)。
ChatGPTを利用している企業の93.7%がその効果を実感しており、全社的に活用している企業は40.6%、部分的に活用している企業は51.6%でした(図4、図5)。
活用効果に関する質問では、「かなり役立っている」「役立っている」が9割を超え、効果を感じていない企業はありませんでした。
利用シーンとしては「文章の添削・作成」が最も多く、次いで「アイデア」の提供が続きます(図6)。
具体的には「書類作成・編集」や「記事作成・編集」「メール・チャット」の業務で多く利用されていることがわかりました。さらに、活用シーンの数が多い企業ほど、ChatGPTの効果をより実感していることが示されました。
この調査結果から、ChatGPTはBtoB企業において広く利用され、特に文章の作成や編集において高い効果を発揮していることが確認されました。企業全体での活用はまだ一部にとどまるものの、個人や部署単位での利用が進んでおり、今後さらに広がる可能性があります。
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