FRONTEOは2021年5月13日、電子カルテなどの情報に基づく診断・診療支援ソリューションを発表しました。診療の効率化や患者の治療満足度向上などを支援します。
本ソリューションの特徴は、AIを利用する点。同社が独自開発した自然言語処理AI「Concept Encoder」を使い、自由記述のテキストを含むメディカルデータを、エビデンスに基づき解析します。
AIに加え、医療事業・医療情報に関する専門知識・経験なども参考にし、電子カルテのテキスト情報に隠れている患者の心理的な側面などを解析できるようにすることで、適切な診断・診療方針を導き出します。
これにより、潜在疾患のスクリーニングや予後予測、診断、診療などを総合的に支援します。
FRONTEOは今後、AI開発を通じ、医療のDX推進や標準化・効率化、患者のQOL向上に貢献していく考えです。