マーケティング・営業支援を展開するUWAM(ウワン)は2022年7月22日、「B2B製品・サービス検討に関わる方の動画視聴状況調査」の結果を発表しました。調査は、B2Bマーケティング・営業シーンでの、「動画」活用の有効性を把握するために実施されました。効果的な活用方法を促進して行けるように結果が公開されました。
調査は、2022年6月22~24日に実施されました。調査概要は、以下の通りです。
「B2B製品・サービス検討に関わる方の動画視聴状況調査」 | ||
調査企画・主体 | 株式会社UWAM(ウワン) | |
調査時期 | 2022年6月22~24日 | |
有効回答数 | 601件(本調査)※一部事前調査3,689件に対する結果もあり | |
調査方法 | インターネット調査(GMOリサーチ社モニター) | |
調査対象 | B2B製品・サービスの検討に関わる方(バックオフィス部門/営業・マーケ部門/IT部門) | |
調査項目 | 下記3つの大テーマに関する計13のテーマ
1.B2B製品・サービス検討に関わる方に “ 動画 ” は有効なのか?
2.Withコロナ/リモートワークで視聴環境はどうなっているか?
3.B2B製品・サービス検討に関わる方に見てもらえる“ 動画 ”は?
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以下のような項目について調査が行われました。
1. B2B製品・サービス検討に関わる対象者に「動画」は有効なのか?
2. Withコロナ/リモートワークで視聴環境はどうなっているか?
3. B2B製品・サービス検討に関わる対象者に見てもらえる「動画」とは?
●どんな形式の「動画」が見られている?
●どんな内容の「動画」が見られている?
●「動画」が見られない理由は?
●「動画」の長さは、どのくらいが適正か?
●視聴したい「動画」の形式は?
●視聴したい「動画」の内容は? 以下に、調査結果の一部を紹介します。 1. B2B製品・サービス検討に関わる対象者に「動画」は有効なのか?
・69%の回答者が、何らかの関連「動画」に接している(広告での露出を含め)
まず、B2B製品・サービス検討に関わる対象者が、「動画にどのくらい接しているのか」を調査しました。「担当業務に関連する動画」について、「動画を見かけるか」をたずねた質問では、69%が「はい」と回答しました。
2. Withコロナ/リモートワークで視聴環境はどうなっているか?
3. B2B製品・サービス検討に関わる対象者に見てもらえる「動画」とは?
●どんな形式の「動画」が見られている?
●どんな内容の「動画」が見られている?
●「動画」が見られない理由は?
●「動画」の長さは、どのくらいが適正か?
●視聴したい「動画」の形式は?
●視聴したい「動画」の内容は? 以下に、調査結果の一部を紹介します。 1. B2B製品・サービス検討に関わる対象者に「動画」は有効なのか?
・69%の回答者が、何らかの関連「動画」に接している(広告での露出を含め)
まず、B2B製品・サービス検討に関わる対象者が、「動画にどのくらい接しているのか」を調査しました。「担当業務に関連する動画」について、「動画を見かけるか」をたずねた質問では、69%が「はい」と回答しました。
via uwam.co.jp
・93.7%の回答者が、関連「動画」を視聴したことがある(途中離脱を含め)
次に、B2B製品・サービス検討に関わる対象者に、「動画はどのくらい見られているか」を調査しました。 「担当業務に関連する動画」について、実際に視聴するか、その頻度をたずねました。さらにその結果を、「半年で1回未満」以上の回答を「見る」として集計しました。最終的に「見る」と判断された回答者は、全体の93.7%となりました。
次に、B2B製品・サービス検討に関わる対象者に、「動画はどのくらい見られているか」を調査しました。 「担当業務に関連する動画」について、実際に視聴するか、その頻度をたずねました。さらにその結果を、「半年で1回未満」以上の回答を「見る」として集計しました。最終的に「見る」と判断された回答者は、全体の93.7%となりました。
via uwam.co.jp
・視聴したことがある人のうち66%の方が何かしらのアクションを取ったことがある(関係者共有・問い合わせなど)
また、B2B製品・サービス検討に関わる対象者にとって、「動画視聴からアクションにつながるか」どうかを調査しました。 それについてはまず、「動画視聴後に行ったことがある行動」を聞きました。そして、その質問で各アクション項目を指定した回答者を、「何かしらすると回答」として集計しました。その結果「何かしらする」との回答者は、全体の66%となりました。
また、B2B製品・サービス検討に関わる対象者にとって、「動画視聴からアクションにつながるか」どうかを調査しました。 それについてはまず、「動画視聴後に行ったことがある行動」を聞きました。そして、その質問で各アクション項目を指定した回答者を、「何かしらすると回答」として集計しました。その結果「何かしらする」との回答者は、全体の66%となりました。
via uwam.co.jp
ここまでの調査結果の考察として、以下が挙げられています。
・B2Bマーケ・営業シーンでの動画活用は、まだ発展していないという声もあるが、ユーザー側の結果を見る限りでは、発信された動画は見られており、高い率でアクションへとつながっている。
・B2Cのシーンに比べまだまだ成功例が少なく、成功パターンが確立されていないのが現状ではあるが、取り組みを強化していくべきと考えられる事実が得られた。 2. Withコロナ/リモートワークで視聴環境はどうなっているか?
・仕事用PCの利用制限なし(SNS・動画閲覧サイト)は46.6%、それ以外はNGのものあり
使用中の仕事用PCで、SNSや動画閲覧サイトで「利用を制限されているもの」をたずねました。 その結果、対象の各SNS、動画メディアについて、それぞれ30%程度の回答者が「制限されている」ことが分かりました。一方で、半数近く(46.6%)は、「制限されているものはない」と回答しました。
・B2Cのシーンに比べまだまだ成功例が少なく、成功パターンが確立されていないのが現状ではあるが、取り組みを強化していくべきと考えられる事実が得られた。 2. Withコロナ/リモートワークで視聴環境はどうなっているか?
・仕事用PCの利用制限なし(SNS・動画閲覧サイト)は46.6%、それ以外はNGのものあり
使用中の仕事用PCで、SNSや動画閲覧サイトで「利用を制限されているもの」をたずねました。 その結果、対象の各SNS、動画メディアについて、それぞれ30%程度の回答者が「制限されている」ことが分かりました。一方で、半数近く(46.6%)は、「制限されているものはない」と回答しました。
via uwam.co.jp
・自宅(リモートワーク中)での動画視聴者は57.1%
B2B製品・サービス検討に関わる対象者が、「動画を見る場所」をたずねました。「動画を視聴する際の環境(場所)」として、以下のような回答順になりました。 ・オフィス:68.1%
・自宅:57.1%
・移動中:20.1%
・外出先:14.3%
B2B製品・サービス検討に関わる対象者が、「動画を見る場所」をたずねました。「動画を視聴する際の環境(場所)」として、以下のような回答順になりました。 ・オフィス:68.1%
・自宅:57.1%
・移動中:20.1%
・外出先:14.3%
via uwam.co.jp
・自分保有スマートフォン・PCでの動画視聴者は32.1%
また、B2B製品・サービス検討に関わる対象者は、「どんなデバイスで動画を見ているか」を調査しました。結果は、以下のような回答順になりました。 ・会社支給PC:63.6%
・自分保有PC:32.1%
・自分保有スマートフォン:32.1%
・会社支給スマートフォン:19.8%
また、B2B製品・サービス検討に関わる対象者は、「どんなデバイスで動画を見ているか」を調査しました。結果は、以下のような回答順になりました。 ・会社支給PC:63.6%
・自分保有PC:32.1%
・自分保有スマートフォン:32.1%
・会社支給スマートフォン:19.8%
via uwam.co.jp
ここまでの調査結果の考察として、以下が挙げられています。
・新型コロナ感染が発生する前では、B2Bで動画活用が進まなかった理由がオフィス勤務・会社PCのアクセス制限。
・会社PCのアクセス制限は緩和することなく引き続き足かせにはなるであろうが、リモートワークが定着してきていることで、業務に関する動画を視聴しやすい傾向となっていると考えられる。
・今後は、リモートワーク環境・スマートフォンでの視聴を想定した動画仕様・配信計画が鍵となるであろうと感じる結果となった。 調査では、その他の項目を含め、計13項目のfactをレポートとしてまとめています。すべての結果・詳細については、配布用のレポートが用意されています。 「3. B2B製品・サービス検討に関わる対象者に見てもらえる「動画」とは?」の調査結果についても、レポート資料で配布するとのことです。 関連リンク
株式会社UWAM
調査結果レポートダウンロードフォーム あわせて読みたい編集部オススメ記事
・会社PCのアクセス制限は緩和することなく引き続き足かせにはなるであろうが、リモートワークが定着してきていることで、業務に関する動画を視聴しやすい傾向となっていると考えられる。
・今後は、リモートワーク環境・スマートフォンでの視聴を想定した動画仕様・配信計画が鍵となるであろうと感じる結果となった。 調査では、その他の項目を含め、計13項目のfactをレポートとしてまとめています。すべての結果・詳細については、配布用のレポートが用意されています。 「3. B2B製品・サービス検討に関わる対象者に見てもらえる「動画」とは?」の調査結果についても、レポート資料で配布するとのことです。 関連リンク
株式会社UWAM
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