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小学校で生成AI組み込みアプリの実証実験、子供の自己表現力や思考力向上に寄与するかを評価

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一般社団法人アルバ・エデュは、生成AIを組み込んだアプリを利用して子どもの自己表現力と思考力を向上させる実証実験を、戸田市の公立小学校で実施します。この取り組みは、文部科学省の「令和6年度次世代の学校・教育現場を見据えた先端技術・教育データの利活用推進」に採択されたもので、未来の教育を見据えた最先端の技術を活用するものです。

この実証実験では、児童が自身の端末を通じて生成AIと対話し、思考力や発話力を高めることを目指します。アプリは、児童に対してポジティブな問いかけを行い、その応答を通じて思考を促進します。アルバ・エデュがこれまでに全国で6万人の子どもや教員に伝えてきたメソッドを元に、「広げる」「深める」「選ぶ」の3つの段階に分かれた問いかけを行うことで、児童の思考を段階的に深めていく仕組みが組み込まれています。

実証実験は、戸田市立美谷本小学校の4年生を対象に複数回の授業を通じて行われ、児童がアプリを使用する前後での思考や発話の変化を、会話データやアンケート、教員の評価を基に分析します。これにより、児童の思考力や自己表現力がどのように変化するかを評価し、教育現場での応用を目指します。

今回の実証実験により得られる成果として、子どもたちの思考力・話す力の向上が期待されています。特に、考えを言語化する力、文章構成力、論理的な思考力などが高まることが見込まれています。また、この実証結果を広く報告し、全国の教育現場や家庭学習でも利用できるように知見を共有していく計画です。

授業は9月3日(火)に戸田市立美谷本小学校で実施される予定で、今後もアルバ・エデュは先端技術を活用した教育の実現に向けて貢献していくとしています。

執筆:DXマガジン編集部

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