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伊勢半、販売・生産・原価・会計まで一元管理の業務アプリケーションを導入

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老舗化粧品メーカーで、コーポレートブランド「KISSME」(キスミー)を掲げる伊勢半は、基幹システムとなる業務アプリケーションに「mcframe 7」を導入しました。システム導入を担当したインテックと、mcframe 7開発元のビジネスエンジニアリング(B-EN-G)が2021年5月10日に発表しました。

 伊勢半はこれまで、自社開発の基幹システムを利用してきました。しかし老朽化が進んだことと、業務拡大への対応、そして安定的なシステム稼働や生産業務のさらなる効率化を目指し、創業200周年を前に基幹システムの刷新を決断しました。  システムの刷新にあたり、TISインテックグループのインテックは、基幹業務全体のシステム導入を担当しました。IaaSを活用し、インフラ基盤から生産管理、販売管理、原価管理、会計システムを含む、データの管理基盤を構築しました。  業務アプリケーションには、B-EN-Gの製造業向けSCM(サプライチェーン管理)統合パッケージ「mcframe 7」が採用されました。mcframeは、1996年に製品リリースされて以来、生産と原価管理システムを核に進化しています。  mcframe 7シリーズは、2017年1月に、製造業向けSCM総合パッケージとしてリリースされました。新システムの導入の効果として、以下が挙げられています。 1. 業務の効率化:mcframe 7に集約された商品の全データが参照可能となり、業務全体の流れが見えるとともに、各業務担当の対応が広範囲化。 2. 販売から生産、原価までを一元管理:営業部門と生産管理部門、工場との間で正確な業務データを共有できることで、需給の変動による生産計画の変更への対処などもスムーズになり、業務全体がスピードアップ。 3. 業務や時代の変化にシステムが追随可能に:システムが独自仕様からオープン系になったことで拡張が容易になり、アプリケーションの選択肢も拡大。今後のビジネス環境の変化にも十分対応できる基盤を構築できた。
図1:「mcframe 7」を導入した基幹システムイメージ

図1:「mcframe 7」を導入した基幹システムイメージ

 伊勢半は今回のシステム刷新により、業務の効率化に加え、業務データの蓄積と可視化によって、社内での情報の共有と活用のためのデータ基盤を整備しました。インテックとB-EN-Gは、さらなるデータ活用と業務改善を進めるため、AIやIoTを用いたソリューションを提案し、引き続き伊勢半のDX推進をサポートしていきます。

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