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メンテックがAI人材育成に注力、製紙業界のプロセス最適化とAI導入の支援体制強化も

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メンテックはAIを活用し、製紙事業者のプロセス最適化の支援に乗り出します。製紙事業者に対し、AI導入などを提案できるAI人材育成にも取り組み、製紙現場のDXに向けて継続的に取り組む方針です。メンテックのAI人材育成を支援するスキルアップAIが2022年4月19日、発表しました。

 メンテックはスキルアップAI支援のもとは、2021年度より全社でAI研修を実施。職種を問わず、顧客に新たな価値を提案・提供できる基盤整備を進めています。モチベーションを高めるために受講環境を徹底的に整備するなど、体制強化も図ります。研修は2022年度も継続し、自社のAI力のさらなる向上を目指します。  同社のAI人材育成プロジェクトでは、次の2つを目標に掲げます。
・今後注力するAIやDXについて社内で共通の認識を持ち、開発ベンダーとも同じレベルで議論できる力を付ける
・お客様の隠れたニーズを認識し、AI技術を通して課題解決できるコンサルティング力を向上させる  さらにメンテックでは、製紙プロセス最適化システム「SmartPapyrus(スマートパピルス)」を2021年度から提供開始。これは、属人化した各種プロセスを、誰でも定量的に判断できるように、製紙現場の作業工程を見える化・自動化するシステム。ディープラーニングを用いた画像分類により、ベテラン作業員のカン・コツを組み込んだAIを作成し、その推論結果をもとに操業を支援できるのが特徴です。同社では研修で培った社員のAIの知見も活かし、同システムのバージョンアップや顧客に合わせたコンサルティングの強化も図ります。  メンテック 代表取締役社長の関谷宏氏は、「I技術を搭載した製紙プロセス最適化システム「SmartPapyrus®(スマートパピルス)」を国内のお客様に拡販することを中長期方針に掲げていますが、本システムの拡充を加速させていく中で、プロジェクトに関わる社員にはPoCからAIモデル構築までの一連の流れも理解してもらい、お客様のペインポイント(悩みの種)に対して適切な対応が出来る人材を育成することが急務だと考えていました」とコメント。製紙現場の課題をDXで解決することを目指します。  スキルアップAI 代表取締役の田原眞一氏も、「製紙業界では作業の安全性や重労働、熟練技術者からの技術伝承、人手不足など様々な課題があることをお伺いしました。これらの課題をAI技術活用により乗り越え、生産性向上や働き方改革などまさにDXを実現しようとする同社のビジョンに大きく共感しました」とコメントし、同社のAI人材教育の知見を提供することで、製紙業界の発展に貢献する姿勢を打ち出します。

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