市場動向

    2022.05.31

    インテックとブルーイノベーション、ドローン活用DXソリューションの共同開発で提携/#ロボット

    TISインテックグループのインテックと、ブルーイノベーションは2022年5月26日、業務・資本提携契約を締結したことを発表しました。インテックは、各産業分野においてケーブルや端末、空間や場所などに制約のない「ワイヤレスDX」ソリューションを展開しています。また、ブルーイノベーションは、複数のドローンやロボットなどを遠隔で一括制御・管理するプラットフォーム「BEP」を独自開発しました。今回、両社は提携し、空間や場所を問わず、常にドローンやロボットが最適に稼働するネットワーク環境を基盤としたDXソリューションを共同で開発・提供していきます。

     1964年創業のインテックは、組織の情報化戦略の立案からシステムの企画、開発、アウトソーシング、サービス提供、運用保守まで、IT分野において幅広く事業を展開しています。

     広域仮想ネットワークを提供し、2021年からはローカル5Gなどのマルチワイヤレスネットワークにも注力しています。そして各産業分野で、ケーブルや端末、空間や場所などに制約のない環境を創出する「ワイヤレスDX」ソリューションを提供しています。

     また、ブルーイノベーションは1999年6月の設立です。複数のドローンやロボット、各種センサーなどを遠隔で制御し、統合管理するためのベースプラットフォームであるBlue Earth Platform(BEP)を独自開発しました。

     「BEP」とは、複数の自律移動ロボットや、各種センサーを協調・連携させて、複雑な業務を達成させるためのソフトウェアプラットフォームです。以下のような業務にフォーカスして開発されています。

    ・「ロボットを動かす」
    ・「情報を集める」
    ・「情報を管理する」

     BEPの利用者は、自律移動ロボットのスペックや制御方法などを意識する必要がありません。ネットワーク上でつながった複数のドローンやロボットが、1つの命令で、複数の業務を自動で遂行するというものです。

     BEPは、ネットワークを介して建物や通信といった既存インフラシステムと連携できます。そのため、以下のような各分野で、ドローンやロボットによる業務の省人化、自動化やDX化を可能にしています。

    ・インフラ点検
    ・物流・運搬
    ・防災
    ・警備
    ・清掃

     今回、インテックとブルーイノベーションの両社は業務提携することで、双方の技術を融合します。空間や場所を問わず、常にドローンやロボットが最適に稼働するネットワーク環境を基盤とします。そして各分野のDXソリューションを共同で開発・提供し、社会課題の解決に寄与していきます。

     今回の業務提携において、両社は以下に取り組むとしています。
    1. インテックのITプラットフォームサービスや業種に特化したソリューションと、ブルーイノベーションの複数のドローンやロボット、各種センサーなどさまざまなデバイスを遠隔で一括制御・統合管理する独自のデバイス統合プラットフォーム「Blue Earth Platform(BEP)」を組み合わせたビジネスの共創
    2. ブルーイノベーションが有するドローン業界の先進的情報と、インテックが有する全国的な顧客基盤を活かした共同マーケティングの実施
    3. 両社の顧客に対する互いのソリューション・サービス販売と、個別システムの企画・開発
    図1:インテックとブルーイノベーション業務提携イメージ

    図1:インテックとブルーイノベーション業務提携イメージ

     両社は、「ドローン・ロボットDXソリューション」の第一弾として、物流業界を対象に、倉庫内での棚卸および搬送業務のロボット化・自動化を進めます。

     そして今後はさらに、ドローンによる屋外業務なども含めた物流倉庫内のDXソリューションへと拡張し、サービス展開を図っていきます。

     両社は、ドローンやロボットが最適に稼働するネットワーク基盤を活かした、新たなソリューション開発とその社会実装を加速させていきます。各産業分野のDX推進と地域課題の解決、さらには「ヒトとロボットが共生するスマートシティ」の実現を目指します。
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