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コーカス、店舗前の通行者数や入店率を調べるAIカメラを導入

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沖縄県で店舗を展開するコーカスは、AIカメラソリューション「IDEA counter」を導入しました。那覇市国際通り商店街の店舗にカメラを設置し、入店率を調査するなどの検証に用います。導入を支援したIntelligence Designが2021年5月20日、発表しました。

 コーカスでは、POSで店舗の購買数を把握していたが、店舗前の通行者数と、それに対する入店率は把握していませんでした。そこで、店舗前の通行者数と店舗への入店率をAIで計測できれば、POSのデータと紐付けてリアルなデータを基に店舗運用が可能となる判断。「IDEA counter」を導入しました。  店舗の入り口にカメラを1台設置し、「店舗前通行者数」「来店者数」「来店者属性」のデータを取得できるようにしました。蓄積したデータをAIで解析し、これらの解析結果から得られるインサイトをリアルタイムに可視化します。これにより店舗運営者は、来店者数の時間帯別推移や日別推移などを確認することが可能です。POSの購買データと紐づけることで、店舗スタッフの人員体制の最適化や、来店者属性を意識した商品構成や店舗レイアウトの最適化に活用することも可能です。  なお「IDEA counter」は、豊富な画像解析AIモデルを用意。通行者数などのほか、属性推定、持ち物推定、侵入検知、マーケティング、接客支援、防犯などの用途も見込めるAIソリューション。取得したデータをエッジで解析するのも特徴です。カメラのサイズはコンパクトかつ軽量で、セルラー方式の通信を利用するため、乗り物などに搭載させることも可能です。取得したデータは個人情報は解析後に削除して蓄積しないため、安心して使うことができます。  Intelligence Designは今後、集約 ・蓄積された実験結果やノウハウを活かし、当該サービスを通じて各地域の地域活性化、地方創生を支援していく考えです。

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