Utakataは、10代から50代のYouTube視聴者を対象に「YouTubeの利用状況」に関する調査を実施しました。この調査は、2024年4月15日から4月29日の期間にインターネット調査で行われ、283名の回答が得られました。結果から、YouTubeは日常生活に深く根付いていることが明らかになりました。
調査結果によると、YouTube視聴者の70%がアプリを「毎日」開いていることがわかりました(図1)。これはTikTokの視聴者が「毎日」開く割合(43.1%)を大きく上回っています。
さらに、YouTube視聴者の27.9%が「1時間〜2時間」使用していると回答しており、TikTokでは15.7%にとどまっています(図2)。YouTubeは、1時間以上視聴するユーザーが多く、TikTokは短い隙間時間に視聴するユーザーが多いことがわかります。
また、YouTube視聴者の85%が「長尺動画」を視聴していることが判明しました(図3)。ショート動画が人気を博している一方で、YouTubeは依然として長尺動画をメインに視聴されている動画SNSであるという認識が強いようです。
この調査結果から、YouTubeは10代から50代の幅広い世代に毎日視聴されていることがわかります。視聴者の大半が長尺動画を視聴しており、YouTubeは一定の時間を設けて集中して視聴するプラットフォームとしての役割を果たしています。一方、TikTokは短い隙間時間に視聴されることが多く、YouTubeとは異なる視聴スタイルが主流です。
YouTubeをはじめとした動画SNSは、特にZ世代の若者にとって生活の中で欠かせない存在となっています。この調査結果は、企業やマーケティング担当者が効果的なコンテンツ戦略を立てる上での重要な指標となるでしょう。