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富山県朝日町、DX推進で地域コミュニティ活性化へ

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富山県朝日町と博報堂は2021年10月12日、自治体サービスの利便性向上を目的とした連携協定に締結したことを発表しました。地域の課題解決をDXで実現することを目指します。

 朝日町と博報堂は2020年より、マイカーの乗り合い公共交通サービス「ノッカルあさひまち」の実証実験を開始し、主に交通分野における地域コミュニティの活性化に取り組んできました。
図1:「ノッカルあさひまち」の運用開始セレモニーの様子

図1:「ノッカルあさひまち」の運用開始セレモニーの様子

 今回の連携協定締結により、その取り組みを拡大します。交通分野に限らず、朝日町の地域コミュニティと自治体サービスの構築をDXで実現します。
図2:朝日町と博報堂による連携協定締結式の様子

図2:朝日町と博報堂による連携協定締結式の様子

 交通のほか、健康、商業領域について取り組みを順次開始していく予定です。具体的には2022年1月から、地域ポイントとLINEを活用した地域住民向けMaaSの実証実験を開始する予定です。将来的にはマイナンバーカードの普及に寄与する施策になることを想定します。  検討中の主な取り組みは次の通りです。 【交通分野】
・移動データを活用した地域全体の交通を再編し、公共交通(バス/鉄道/ノッカルあさひまち/タクシー)の利便性を向上
・マイカー/スクールバス等の地域コミュニティや遊休モビリティを活用した新交通サービスの構築
・複数の交通手段や他サービスを統合する地域コミュニティを活性化するMaaSの開発 【健康分野】
・生活習慣病予防/ロコモ・フレイル予防※/認知症予防のデジタル化によるデータ取得と管理
・健康データを活用した自治体ヘルスケアサービスの最適化
・地域コミュニティや住民向け総合ヘルスケアサービスの提供 【商業分野】
・地域内で貯まって使えるデジタルポイントサービスの導入
・地域内の情報発信プラットフォームの導入  朝日町と博報堂はDXを推進することで、住民がいきいきと暮らせるコミュニティ活性化と、生活の利便性向上を目指していく考えです。

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