ギークリー(GEEKLY)は2022年3月16日、IT転職市場の動向をまとめた結果レポートを発表しました。同社は、IT業界・Web業界・ゲーム業界を専門に人材を紹介する転職エージェントです。今回の調査レポートでは、2022年2月度にギークリーを利用した企業と転職希望者のデータから、IT転職市場の動向分析が行われました。
ギークリーの今回の調査は、以下の概要で実施されました。
・調査目的 :求職者の集客および求人の仕入れ状況からIT業界の転職市場を知る
・調査期間 :2022年2月1日~2月28日
・調査対象者:ギークリーを利用した求職者および企業 「IT採用ニーズ」では、以下のような動向分析が報告されています。 ●中小規模の事業会社でもDX化のニーズが高まる
●インターネット広告代理店とSaaS企業が営業職の採用を強化 また「IT人材集客」では、以下のような動向分析が報告されています。 ●エンジニアの集客比率は引き続き上昇(昨年同月対比)
●25歳以下の第二新卒・ポテンシャル層の採用も進む
●システムの営業経験者・Webマーケターの集客が増加 それぞれの結果について以下に説明します。 ●中小規模の事業会社でもDX化のニーズが高まる
先月に引き続き、事業会社(非IT業種)での内定数増加の傾向が加速しています。特に社内SEの内定数が増加しています。具体的には、これまで内定の多かった従業員数200名以上の企業に加え、従業員数100名前後の企業での内定数が4倍に増加しました。このことから、大手企業以外でもDX化のニーズが高まっていることがうかがえました。
・調査期間 :2022年2月1日~2月28日
・調査対象者:ギークリーを利用した求職者および企業 「IT採用ニーズ」では、以下のような動向分析が報告されています。 ●中小規模の事業会社でもDX化のニーズが高まる
●インターネット広告代理店とSaaS企業が営業職の採用を強化 また「IT人材集客」では、以下のような動向分析が報告されています。 ●エンジニアの集客比率は引き続き上昇(昨年同月対比)
●25歳以下の第二新卒・ポテンシャル層の採用も進む
●システムの営業経験者・Webマーケターの集客が増加 それぞれの結果について以下に説明します。 ●中小規模の事業会社でもDX化のニーズが高まる
先月に引き続き、事業会社(非IT業種)での内定数増加の傾向が加速しています。特に社内SEの内定数が増加しています。具体的には、これまで内定の多かった従業員数200名以上の企業に加え、従業員数100名前後の企業での内定数が4倍に増加しました。このことから、大手企業以外でもDX化のニーズが高まっていることがうかがえました。
via www.geekly.co.jp
●インターネット広告代理店とSaaS企業が営業職の採用を強化
インターネット関連業界の営業職において、内定数が前月の2倍に伸長しました。中でもインターネット広告企業とSaaS企業が内定数の増加を牽引しているとのことです。 インターネット広告企業では、EC領域の広告出稿量の増加に伴い広告営業のポジションで採用が進んでいます。また、SaaS企業では、業績が好調なことから来期の採用計画を前倒して活動するほど採用ニーズが高まっているということで、内定数が増加しています。 ●エンジニアの集客比率は引き続き上昇(昨年同月対比)
「IT人材集客」に関して、面談者の職種を分類しました。その結果、2021年2月に比べ2022年2月は、エンジニア比率が57%から64%へと増加しました。エンジニア比率64%は、1月に続いて2カ月連続で、2022年度の最高値を更新しています。
インターネット関連業界の営業職において、内定数が前月の2倍に伸長しました。中でもインターネット広告企業とSaaS企業が内定数の増加を牽引しているとのことです。 インターネット広告企業では、EC領域の広告出稿量の増加に伴い広告営業のポジションで採用が進んでいます。また、SaaS企業では、業績が好調なことから来期の採用計画を前倒して活動するほど採用ニーズが高まっているということで、内定数が増加しています。 ●エンジニアの集客比率は引き続き上昇(昨年同月対比)
「IT人材集客」に関して、面談者の職種を分類しました。その結果、2021年2月に比べ2022年2月は、エンジニア比率が57%から64%へと増加しました。エンジニア比率64%は、1月に続いて2カ月連続で、2022年度の最高値を更新しています。
via www.geekly.co.jp
企業のDX化やシステム開発の内製化のニーズは引き続き高くなっており、企業はエンジニア経験者の集客を強化していることが推察されています。
●25歳以下の第二新卒・ポテンシャル層の採用も進む
エンジニアの面談者を年齢ごとに分類して分析が行われました。その結果、2021年2月に比べ2022年2月は25歳以下の若手層が13%から17%に増加しました。エンジニアの中でも特に、開発エンジニアやインフラエンジニアの集客の割合が伸びています。求人企業側での若手層への採用ニーズの高まりに合わせて、2021年新卒など微経験層やポテンシャル層の集客も拡大しているということです。
エンジニアの面談者を年齢ごとに分類して分析が行われました。その結果、2021年2月に比べ2022年2月は25歳以下の若手層が13%から17%に増加しました。エンジニアの中でも特に、開発エンジニアやインフラエンジニアの集客の割合が伸びています。求人企業側での若手層への採用ニーズの高まりに合わせて、2021年新卒など微経験層やポテンシャル層の集客も拡大しているということです。
via www.geekly.co.jp
●システムの営業経験者・Webマーケターの集客が増加
営業・マーケティング職の経験がある面談者について、細かく分類が行われました。その結果、2021年2月と比較した際の集客に占める割合が、以下のように増加しました。 ・システムの営業経験者は9%から19%に増加
・Webマーケターは42%から46%に増加
営業・マーケティング職の経験がある面談者について、細かく分類が行われました。その結果、2021年2月と比較した際の集客に占める割合が、以下のように増加しました。 ・システムの営業経験者は9%から19%に増加
・Webマーケターは42%から46%に増加
via www.geekly.co.jp
特に20代と30代を中心に集客が好調とのことで、インターネット企業を中心に営業・マーケティング職の採用ニーズが高まっています。ギークリーでは、今後もこの職種の集客に注力していきます。