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忘年会シーズン到来! コミュニケーションの場として飲み会は必要と考える人は何パーセント?

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タメニーは2022年12月7日、会社の忘年会に関する調査結果を発表しました。忘年会シーズンを迎える中、飲み会という場がコミュニケーション活性に一役買っているのかなどを聞きました。20歳から39歳までの未婚男女の会社員2400人を対象に聞いた結果です。

 コロナ前と比べ、会社の飲み会は増えているかを聞いた結果が図1です。
図1:会社で飲み会に行く機会はコロナ以前と比べて増えて...

図1:会社で飲み会に行く機会はコロナ以前と比べて増えていますか? 減っていますか?

 「減っている」が41.4%でもっとも多く、「やや減っている」(12.4%)を合わせると、5割強の企業で減っていることが分かります。「増えている」と「やや増えている」を合わせた割合は13.3%にとどまります。  社内コミュニケーションの取り方についても聞いています。普段のコミュニケーションの取り方を聞いた結果が図2です。
図2:会社ではどんな方法で社内コミュニケーションを取っ...

図2:会社ではどんな方法で社内コミュニケーションを取っていますか?

 「直接対面での会話」がもっとも多く53.4%で、「通話での会話」(25.1%)、「webミーティング」(17.0%)、「定例ミーティング」(16.6%)が続きます。口頭でのコミュニケーションが上位を占めます。「チャットツール」(15.9%)や「eメール」(13.3%)は口頭によるコミュニケーションほど高い割合を占めません。  一方で、「飲み会」と答えた割合は8.2%でした。飲み会をコミュニケーションの場として利用する企業は1割を切る結果となりました。  では、コミュニケーションをどんな方法で取るのが望ましいと思うか。その結果が図3です。
図3:どんな方法でコミュニケーションを取るといいと思い...

図3:どんな方法でコミュニケーションを取るといいと思いますか?

 「直接対面での会話」が46.0%でもっとも多く、「通話での会話」(18.6%)、「webミーティング」(13.8%)が続きます。実際のコミュニケーション方法同様、口頭でのコミュニケーションを望む人が多いようです。  「飲み会」と答えた割合は6.9%でした。前問で実際のコミュニケーション方法として「飲み会」を用いていると答えた人の割合は8.2%だったことから、飲み会をコミュニケーションの場として使いたい人は必ずしも多くないことが読み取れます。  なお、忘年会賛成派と反対派の双方の理由を自由回答で聞いています。主な理由は次の通りです。 【賛成派】
・会社では話せないことが話せるからいいと思う(21歳・男性)
・普段、仕事上で関わることのない部署の人と話す機会になるのでありがたい。気軽な雰囲気で接することができるので、いつも一緒に仕事をしている相手の知らない部分を知ることができて楽しい(23歳・男性)
・誘われたら行くけど自分からは主催しない(24歳・男性)
・仕事納めの場としてメリハリをつけるためにも参加したいが、お酒が飲めない人に配慮した上で開催したい(25歳・女性)
・忘年会はあってもいいと思うが、今の時代はみんなで集まって飲み会なり食事会なりをすること以外にも選択肢はたくさんあるし、一人で過ごしたい人も増えているので自由参加など強制力のないものがいい(26歳・男性)
・忘年会はお酒飲めない人もいますが夜の方がいいと思います。お酒を酌み交わしながらいろいろ話すことも大事だと思います(27歳・男性)
・部単位の忘年会は飲んでも酔えない気分なので、課単位の忘年会だけにしてほしい(27歳・男性)
・忘年会の場は嫌いではないが、お酒を飲まないので会費が高くて痛い(27歳・女性)
・個人的には好きじゃないから、コロナのおかげで少なくなっているのはありがたい。でも、飲み会耐性がつきづらいという意味ではちょっと困るかも。たまに飲み会があると立ち振る舞いが全く分からないまま気疲れして終わる(28歳・女性)
・ここ数年、コロナの流行で忘年会が開催できてないので、今年は参加したい(29歳・女性)
・忘年会は参加してもしなくてもどっちでもいいと思っているが、開くにあたっては終了時間をちゃんと決めてほしい。お酒を飲むペースは人それぞれなので、お酒の種類や飲む量を強要するような人がいるのであれば、参加したくない(30歳・男性)
・忘年会は嫌いではないけど、場の雰囲気に気遣いをしないといけないのがおっくう。今の時代、リモートでなら自分も楽しめると思う(30歳・女性)
・会社での忘年会は仕事の延長なので給与を支払ってほしい(32歳・女性)
・1年の締めくくりの場。仕事仲間と今年の総括&と来年の課題などを出しあう場所(34歳・男性)
・コロナがなくなることはないと思う。なので1年の締めの忘年会ぐらい自由にしてもいいと思う(35歳・女性)
・忘年会ではお年玉のような金一封がもらえるので参加している(36歳・男性)
・上司との飲みの席は緊張するけどコミュニケーションは大切だと思うので、年に1、2度の開催であれば参加している(36歳・女性)
・会社の忘年会はお昼に開催した方が、二次会、三次会と延々と続かないのでいい(39歳・男性) 【反対派】
・飲み会は面倒なのでお菓子パーティーがいい(22歳・女性)
・大勢で馬鹿騒ぎすることや、お酒を飲む人特有のノリが嫌いだから、入社したのがコロナ禍でよかったと正直思う(女性・22歳)
・まだ参加したことがない。あまり行きたくない(23歳・男性)
・仕事は仕事でプライベートとはきっちり分けたい派なので、忘年会などの集まりは苦手だ(25歳・女性)
・正直なところ、忘年会はないのであればなくていいと思う。やるにしても、オフラインでは怖いので、できればオンライン開催にしてほしい(25歳・女性)
・若手が無理して場を設定したり、盛り上げたり、いいことがないのでやらなくていい(27歳・女性)
・新卒のころは楽しかったが、今となってはまた今年もかと気が滅入る行事(27歳・男性)
・会話は必要だけどお酒を飲まないので行かない(28歳・男性)
・飲み会のようにみんなが集まる場は大好きだが、コロナが心配であまり行きたくはない(29歳・女性)
・忘年会は必要ないが、定期的に社内で飲み会などは行ってもいいと思う(29歳・男性)
・職場での忘年会は儀式的なものなので必要ない(30歳・男性)
・参加しなくていいのであれば、お金も結構かかるので参加したくないのが本音。仕事と割りきって参加している(30歳・男性)
・コミュニケーションは必要で、円滑に仕事を進めるためにもいい材料になる一つだと思います。ただ、そこでクラスター感染してしまったらと思うと怖いので、できれば開催しないでほしいです(31歳・女性)
・飲み会はなくていいが、コミュニケーションをとる場はあった方がいい。年末年始じゃなくていい(31歳・男性)
・どうしても仕事の延長と考えてしまうので、あまり好んで行きたくない(31歳・男性)
・忘年会はダラダラと続くのが嫌。飲酒を控えているのであまり出席したくない。しかしコミュニケーションの機会はそれなりに必要なので、ランチ会など区切りをつけた会がいい(32歳・女性)
・このコロナ禍で友人ともずっと飲み会をしていないのに、わざわざリスクを負ってまで会社の人と飲みに行きたくはない(33歳・女性)
・ランチを豪華にしてみんなで楽しむのではいけないのか。飲まない人もいるし、飲まなくても話はできる。家庭のある人も参加しやすいように夜に集まる必要性はないと思う(34歳・女性)
・昭和臭がする。とりあえず恒例行事だからやらなきゃいけない、という風潮に疑問を持たずにやっている点が好きじゃない(34歳・女性)
・私の業種はリモートワークがないので、コミュニケーションはそこそこ取れていると思うし、忘年会は必要ないと思う(35歳・女性)
・職場の忘年会はサービス残業のように思っていたので、コロナ禍で開催されなくなったのは嬉しく思う(37歳・女性)
・忘年会や飲み会だと年上の方の話を聞くだけの会になってしまうので、お酒のない食事会がいい(37歳・女性)
・飲みニケーションはお金がかかるから避けたいな(39歳・男性)  調査を実施したタメニーのグループ会社であるタメニーアートワークスによると、飲み会でのコミュニケーションがすべてではない現代だからこそ、忘年会の在り方は見直す必要があるのではと推察しています。
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