MADUROのクライアントで納得住宅工房という静岡の住宅メーカーさんがおります。今回はこの納得住宅工房さんがデジタルシフトして、時代のニーズに合致して、受注、売上を伸ばして、さらにお客さまを大満足していただくまでを実現した実例を数回に渡ってお話しをしていきます。
この納得住宅工房さんは、地域活性化のための完全注文住宅を20年以上に渡って推進しています。MADUROでは納得住宅工房さんとタッグを組んで、一番大切な家族と過ごすための上質な家創りプロジェクト「MADURO STYLE」を1年半前から進めてまいりました。現在は静岡を中心に全国にMADURO STYLEの完全注文住宅の提携工務店を増やし全国18拠点で展開しています。モデルハウスも静岡を始め、仙台、長野、群馬などに常設。お客さまのお家もすでに2棟完成し、お引き渡しいたしました。都会のタワーマンションよりも地域の広い一軒家をコンセプトにした注文住宅プロジェクト、この新型コロナ感染な世の中で、リモートワークになった世の中で、まるで予言者のようなニューノーマルな生活提案となりました。地域で広い一軒家を、それぞれ家族のライフスタイルによって完全注文で設計を20年続けてきた納得住宅工房さんは毎年売上を更新し、この新型コロナ感染で業績を落としている企業が多い中、2020年度も前年対比で大幅に受注や売上を更新しているそうです。
で、納得住宅工房さんを毎回取材しているうちに、あることに気づきました。天然の塗り壁や無垢のフローリングなど身体に優しい上質素材を安価に提供することを実直に追求してきました。それは、今後も変わりません。お客さまの幸せと満足を第一義に考えた、家族の幸せな住まいを実現することを第一に考えた結果、サステナブルな延長線上で展開されています。正しい家創りをしたい。正しく世の中に素晴らしい住まい、素晴らしい家創りを伝えたい。全てはお客さまの、家族の幸せな生活を正しく創るために。そのためだけに昔からPRの手段として、お客さまとの家創りの手段としてデジタル推進をしていました。これこそ、デジタルシフトウェーブ鈴木社長が「デジタルで世の中を正しく健康にしたい!」とこれから提唱する「DIGITBLE LIFE」の思想。DIGITALとVEGITABLEを掛け合わせた「DIGITBLE LIFE」の詳細につきましては、毎月10日と20日にソトコトとMADUROのオンラインで鈴木社長が連載していきますので、せひご参照を。
で、まずは納得住宅工房さんのデジタルを活用した立体的なPR手段をご紹介していきます。納得住宅工房さんは昔から新聞広告やチラシだけでなく、オンラインによるデジタルプロモーションに力を入れてきました。昔から自社の家創りをコンテンツ化して動画や記事で配信してきました。しかも、ここ最近1年はオウンメディアで手前味噌的でなくて、MADUROと組んで週刊連載でオンライン記事にして配信。MADUROのデジタルメディアが客観的に連載取材して、記事コンテンツとしてニュース配信されたり、SNSに拡散。もうすぐ連載は50回を迎えます。毎回、MADURO編集部が納得住宅工房さんの完全注文で建てたお客さま家族のご自宅にお邪魔して、住み心地についてライフスタイルと共に取材。さらにその納得住宅工房の社長で設計士である久保代表にこだわりの設計ポイントを追加取材して、毎週MADUROのオンラインで掲載しています。紙の月刊雑誌にはないタイムリーな記事が連載展開されています。さらにこの納得住宅工房工房さんとMADUROのコラボ注文住宅プロジェクト「MADURO STYLE」の独自オンラインも展開。
「MADURO STYLE」のオンラインでは、注文住宅の設計詳細や注文、全国の加盟店や新着情報、資料請求の他に、大切な家族のSDGsな幸せ家創りについて私と久保代表の対談記事や動画、家創りの実例を紹介。さらにMADUROオンラインに掲載された連載記事が毎週こちらでもアップされ、これによってお客さまの住み心地や生の声を取材した写真や文章がレポート記事になってデータとして蓄積されていきます。これがこの注文住宅オンラインの重要なデータベース…つまり今後MADURO STYLEにおける納得住宅工房の家創りのデータベースとなっていくのです。さらにこのオンラインで連載された記事が2ヶ月後に雑誌MADUROにまとめて掲載され、それを抜き刷りのチラシとして、納得住宅工房さんの顧客さまや資料請求してきたお客さま、工務店に来店されたお客さまに配布されます。
実は、このようなオムニチャネル的な事例や取り組みは、納得住宅工房さんでは今に始まったことではなかったのです。静岡の地域ならではの地場の企業としてのデジタルな取り組みを随分昔からしていたのです。さらに次回、その納得住宅工房さんのデジタルを活用した立体的な取り組みを数回に渡って、連載で紐解いていきたいと思います。
大久保清彦(Kiyohiko Okubo)
雑誌LEON、OCEANSなどを企画創刊し創刊副編集長、創刊編集長を経て、セブン&アイ出版常務執行役員の後、独立。 現在は家族の幸せやSDGsなどをコンセプトに掲げるMADUROなどの雑誌とオンラインを率いるRRデジタルメディア代表取締役としてご活動中。 SNSやデジタルメディアを活用し、「地域、企業、組織の編集力」を高め、「伝える力」をつけるためのソリューションを追求中。