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誰でもすぐ使いこなせるドローンの最新事情

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DXマガジン副編集長のサクラバが、展示会やイベントを突撃レポート。今回は、東京ビッグサイトで2023年1月25日から27日に開催された展示会「FACTORY INNOVATION Week 2023」の出展ブースをチェックします。第3回となる今回は、リコーが提供するドローンの導入支援ソリューションを紹介します!【サクラバが行く#3】

 製造業向けの製品やサービスなどが多数出揃う「「FACTORY INNOVATION Week 2023」」では、ドローン関連の製品やサービス、ソリューションを展示するブースが数多く見られました。中でもサクラバが注目したのがリコーのドローン活用支援サービスです。ドローンの導入から業務での活用、さらには運用を内製化するための技術講習などを提供します。  ドローンは現在、空撮や測量、点検などの分野で幅広く活用されつつあります。しかし、「ドローンに精通する人材がいない」「効果を見込めるのかを実証実験したいが方法が分からない」などの課題を抱える企業は少なくありません。そこでリコーはこうした企業に対し、導入から実装までを専門スタッフが一貫してサポートします。  例えば同社の「産業用ドローン導入プラン」では、技術習得のための講座、業務に最適な機体やカメラの選定、現場の利用を支援するサービスなどをセットにして提供します。講座は、ドローンの初級ライセンス取得コース(JUIDA)やドローンスキルアップ実践コース(空撮基礎)、プロフェッショナルコース基礎編(ドローン技術)、同コース基礎編(ソフトウエア)などを用意。ドローン導入企業向けに、必要な講座を各種揃えます。  機体やカメラは、業務内容に応じたものを用意します。ドローン本体なら、雨天でも飛行可能だったり防塵防滴仕様だったりする機体などを揃えます。測量用途向けに、レーザーを使った測量機能を搭載し、建物や林道などを3次元データ化できる3Dマップ作成に特化したドローンも用意します。カメラなら、点検業務向けとなる赤外線カメラやプロモーション撮影に向く高画質カメラなどを揃えます。すぐに活用することを想定し、機体とカメラ、さらには各種アクセサリーをパッケージにして提供します。
図1:ドローンの世界的なシェアを持つDJI製の機体を主...

図1:ドローンの世界的なシェアを持つDJI製の機体を主に使用する

 そのほか、屋根などの外装を点検するのに必要な機体、機体を制御するiPad、飛行許可申請などのサポートをセットにしたサービス「DroneRoofer」も用意。特定の用途に限定したドローンの導入支援も展開します。  ドローンは今後、業務への適用範囲がさらに広がる可能性を秘めています。展示会の担当者は「ドローンを操縦するのは楽しいし、技術習得によって高度な運用も可能になる。従業員がドローンの価値や魅力を知ることで、業務の適用範囲は広がるに違いない」と指摘していました。空撮や点検、測量以外の用途でドローンがどう使われるのか。サクラバは今後の市場拡大を楽しみにしています。 関連リンク
株式会社リコー
ドローン活用支援サービス

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