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議事録をAIで書き起こすと何が起こるか

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DXマガジン副編集長のサクラバが、展示会やイベントを突撃レポート。東京ビッグサイトで2023年2月7日から9日に開催された展示会「第3回 DX EXPO【春】」の中で気になった製品・サービスを紹介します。今回は、ソースネクスト「オートメモS」をチェック!【サクラバが行く#8】

 社会人、とくに新人や若手の社員が避けてては通れないタスクはたくさんありますが、中でも議事録作成は、会議の内容を記録する重要なものです。  しかし、議事録作成には、多くの時間と手間がかかります。会議のポイントを把握し、正確な情報を記載する必要があります。長丁場の会議ともなると、議事録にかかる労力も膨れ上がってきます。  ソースネクストの「オートメモS」は、そんな議事録をAIの力でサッと作ってしまえるボイスレコーダーです。  議事録作成の時間や手間を減らし、より生産的な業務に集中することができます。  その他にも、議事録をAIで書き起こすと起こることがありあす。  それは、営業力の強化。商談の場でエースの営業担当者のトークを、書き起こして見える化すれば、他の営業担当者にとって格好の教材がすぐに作れてしまいます。  たしかに、これまでも、音声を自動で認識し、自動でテキスト化する文字書き起こしアプリはありました。しかし、オンライン会議では使いにくかったり、音声認識の精度が低くて修正に結局時間がかかってしまったりアプリが使えるのは一部の人のスマートフォンやパソコンだけだったりといった課題を抱えがちでした。  「オートメモS」は、通常の肉声の録音はもちろん、スピーカーから出る音からの録音や、パソコンにケーブルをつないでの録音に対応。自動で文字起こしをしてくれて、データはメール送信やクラウド保存してくれます。文字起こし精度は、旧式が75%の正解率に対して、本機は90%までに高められているといいます。「、」や「。」も自動で入ります。  さらに、92×54×12mm、88gというコンパクトな点、対応言語も72と豊富な点も大きな魅力です。アプリではなく専用デバイスなので、社内や部署内に1台あれば、便利に使い回せるでしょう。  「オートメモS」の本体価格は19,800円。なお、文字起こし機能は、有料サービスとなっています。月額980円で30時間の文字起こしに対応する月額プランなど、ユーザーが利用状況によって選ぶことができます。  議事録をAIで書き起こすと、複雑な議論を重ねた会議でも、議事録作成の時間が取れなくても、会議を正確に振り返って、次の行動につなげることができるでしょう。
ソースネクストのAIボイスレコーダー「オートメモS」(...

ソースネクストのAIボイスレコーダー「オートメモS」(左)。同社の展示会場では、ペーパーレス化に伴いニーズが拡大する「いきなりPDF」も展示されていた(右)。

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