フランスと言えばファッション、グルメの世界一のブランド発信国。そのファッション、食の一番星なブランド…いわゆるメゾンが集まっている街がパリ。今や日本もフランスに劣らないファッション、食の世界的な発信国であり、その一番星なブランドが「銀座」に集まっています。食の分野で世界中で大人気を誇る「寿司」の発信国・日本に、世界中からのグルマンたちが多く訪れます。そんな寿司の一番星なお店が集まっている街が「銀座」。聖地「銀座」に、寿司の一番星なブランドになるべく「あの青山の名店」が出店したと聞いて、早速取材してきました。
江戸前寿司というトップメゾンと世界中のグルマンが集まる街、銀座
東京・銀座は、パリ同様、ファッション、食の聖地として、今や世界中からファッショニスタやグルマンたちがやって来ます。銀座を歩いていると、ここは日本じゃないんじゃないか?と錯覚するくらい、外国人観光客で溢れかえっています。
特にグルマンたちは、銀座を「寿司の聖地」として聖地巡礼の如く、銀座の名店を目指します。
寿司界のシャネル、エルメス的な存在が、すきやばし次郎や久兵衛。寿司界のトップメゾン、いわゆるクチュールです。シャネルのココ・シャネルやカール・ラガーフェルドの如く、小田二郎さんが握るすきやばし次郎。革にこだわり職人気質で媚びない孤高ブランド・エルメスの如く存在する久兵衛。この寿司界の2大メゾンの他に、江戸前寿司が集まる聖地が銀座で、そんな江戸前寿司メゾンが群雄割拠しています。
青山エリアの食を代表する「あの名店」が、満を持して銀座に出店!
「海味」は青山で創業し、現在まで半世紀近く続いている寿司の老舗でミシュラン店です。大将自らが選び抜いた米と酢、ネタが見事に調和した寿司の数々は、江戸前寿司の真骨頂と評されています。また、季節を表現した一品料理にも定評があり、ハウス栽培では決して味わえない旬の野菜ならではの、ふくよかな食べ応えは名店たる所以。
いつも大将のユーモアに溢れた魅力的な人柄に魅せられた顧客たちで賑わっています。屈指の名店ながらもリラックスして楽しめるのも、「海味」の特徴。シックな色合いの入り口を目印に情緒のある暖簾をくぐると、スタッフの威勢の良い掛け声が快活に響き渡る明るい空間が広がります
そんな「海味」はミシュランでは10年連続で2つ星を獲得するなど、高い評価を集めて名実ともに青山エリアの寿司はもちろん食分野全体を代表する名店でもあります。その「海味」が寿司の聖地「銀座」に新しい店をオープンしたのです。
江戸前寿司のトップメゾンを目指して、五代目大将、大いに語る!
「海味」の五代目である島本さんは、今回の銀座への出店について、こう語ってくれました。
「初めての試みである2号店を東京の八重洲にオープンしてから月日が流れました。数多くの江戸前寿司の有名店たちが寿司の聖地・銀座に出店して、研鑽しているのを見て、海味も銀座での挑戦を決意しました。半世紀近く続く江戸前寿司の老舗として、日本の伝統を次世代へと紡ぎたいという思いを持ちつつ、“寿司と言えば銀座”という言葉に恥じないように、江戸前寿司の代名詞である銀座で多くのお客さまに自慢の寿司を楽しんでいただきたいです」。
自信と謙虚さ、そして先人へのリスペストに満ちた言葉です。究極の口福な江戸前寿司を出してくれる名店たち。それこそ銀座ともなれば、その最上級。そのなかで、島本さんのこのお人柄を含めて、「海味」は一番星を目指します。青山に始まり、八重洲を経て、銀座へのたどり着いた老舗「海味」の今出せる最高を、この大将の手から味わいながら、取材してきました。味だけではない、店の雰囲気、大将の人柄などなど、全ての要素が合わさって、銀座のトップメゾンとして君臨していく過程を、これからも顧客としてもサポーターになりたい、とここに決意します。
【お店情報】
「銀座 海味」
03-6228-5348
東京都中央区銀座7-10-8 第五太陽ビル1階
火曜~金曜・祝前日・祝後日 17時~22時
土曜・日曜・祝日 12時~14時、17時~23時(ディナーは2部制で、1部17時~19時、2部20時~22時)
月曜定休
●アクセス/東京メトロ各線銀座駅A3出口徒歩3分
【メニュー】
「おまかせランチ握りコース」1名さま1万8000円(税込、サービス料10%別途)
「おまかせ握りコース」 1名さま2万5000円(税込、サービス料10%別途)
※各コースの詳細につきましては、店舗までお問い合わせを。