リファラル採用とは企業などの採用手段の1つで、社員の知人や友人を紹介してもらい、採用する方法です。なお、リファラル(referral)の意味は、「紹介」や「推薦」です。 人手不足を背景に、新たな採用方式として関心を集めつつあるのがリファラル採用です。企業は社員の知人や友人を紹介してもらい、候補者として面接などを実施することになります。そのため、求人サイトなどに求人情報を掲載することなく候補者を集められるようになります。求人サイトへの掲載料も省けます。転職しようと考えている知人や友人にとっては、知り合いの社員から会社の状況を事前に聞けるのがメリットです。 一方、社員に「知人や友人を紹介して」と言っても相応しい候補者がいなかったり、そもそも紹介に消極的だったりするケースがあります。リファラル採用だけ実施しても、候補者を十分集められないといった問題があります。 最近は、リファラル採用による採用過程を管理するツールも登場しています。社員と知人との連絡、面接日程の調整、候補者の進捗管理などの機能を備えるツールがあります。