エムケー精工は2022年12月15日、ヘッドセット「eSus4(イーサスフォー)」を発表しました。テレワークでの利用を想定します。耳をふさがない仕様で、長時間装着し続けるケースに向きます。
「eSus4」はテレワーク時のWeb会議などの利用を想定したヘッドセット。最大の特徴は、オープンイヤー型と呼ぶ仕組みを採用する点。イヤホンで耳をふさがず、空気振動を利用して音を伝えることができます。これにより、長時間耳をふさぐことで起こり得るヘッドホン難聴(イヤホン難聴)を防ぐほか、周囲の音も聞き取りやすくなります。高音域に比べて低音域が伝わりにくくなるオープンイヤー型の特性を考慮し、20mmの大口径スピーカーを使って低音域を伝えやすくしています。
なお同社はこれまで、空気振動を利用した製品を開発。2013年には、空気振動で耳穴をふさがないヘッドホンの特許を取得しています。
そのほか、ノイズキャンセル機能搭載のマイクを装備。周囲の騒音を抑え、相手に声を届けやすくします。PCとの接続にはBlueToothを用います。製品のサイズは幅120×奥行140×高さ46mm(ブームマイク含まず)、重量は約36gです。
クラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」で2023年2月12日まで先行販売します。希望小売価格は2万7500円(税込み)です。
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