学情は2022年4月7日、リスキリングに関する調査結果を発表しました。20代の216人に聞いた結果です。若い人はリスキリングに取り組みたいのか、どんなスキルを身につけたいと考えているのかなどを聞いています。
リスキリングに取り組みたいかを聞いた結果が図1です。
「取り組みたい」「どちらかと言うと取り組みたい」と回答した割合が80.1%を占めます。「生産性を高めたい」「スキルや知識を身に付けてより高度な仕事をしたい」「必要とされるスキルが変化するのであれば、変化に対応し新しいスキルを身に付けていくことが必要だと思う」「スキルを習得し、自身の選択肢を広げたい」などの声もあります。スキルを習得することで、キャリアアップの機会を得たり、キャリアの幅を広げたりしたいという意向が読み取れます。
では身につけたいスキルは何か。結果が図2です。
結果は、「プログラミングスキル」が56.6%で最多で、次いで「マーケティングスキル」「IT・DX・AI関連スキル」が54.3%でした。ITやプログラミングといったDXに欠かせないスキルの習得意向が高いことが分かります。
リスキリングを実施するときに活用したいものを聞いた結果が図3です。
「社内の研修制度」が84.4%で最多でした。「書籍・テキスト」「社外の研修・スクール(オンライン受講)」がともに60.7%で続きます。「社内の研修だと、業務に直接結び付けることができそう」「社内の研修だと、習得したスキルや知識をすぐに業務に活かすことができそう」「テキストでの独学やオンライン受講であれば、すき間時間を活用できそう」などの声もありました。