東芝データがスマートレシート約260万人分を解析した最新データで、2025年7月のビール市場に“生ビール旋風”が起きていることが明らかになりました。8地方中7地方で生ビールが1位となり、容量は350mlが全国的な主流になっています。驚きの実態を見ていきます。
7月の売れ筋は「生ビール」優勢、地域差も鮮明に


東芝データが提供する「スマートレシート®」の約260万人分の購買データを基に、2025年7月のビール・発泡酒の購入数量ランキングを集計しました。全国ランキングでは「生ビール(熱処理を行わない製法)」が1位、2位、3位、6位、8位の5品目でランクインし、上位を強く占めました。これに対して「ビール」は4位と10位に位置し、「新ジャンル(発泡酒②)」は5位、7位、9位にそれぞれ入っています。ビール系ブランドが上位に並ぶ一方で、新ジャンル商品も根強い支持を維持している構図です。
地方別に見ると明確な地域差が浮かび上がります。北海道地方では「ビール」が1位となったのに対し、東北、関東、中部、近畿、中国、四国、九州の7エリアでは「生ビール」が首位に立ちました。特に四国地方と九州地方では「発泡酒」もランキングに入る点が特徴的です。地域ごとの嗜好の違いが、製法やカテゴリーの選好に繋がっていることが示唆されます。
容量別の傾向としては、全国・地方別ともに350mlが最も売れており、家庭購入における“標準サイズ”としての地位が強まっています。消費者の選択肢が価格や味わいで多様化するなか、350mlという容量の支持は安定してといえます。なお、今後は2026年10月に予定される酒税改定も見据え、購買傾向の変化に引き続き注目が必要です。
詳しくは「東芝データ株式会社」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部 權





















