コミクスは2022年2月10日、「マーケティングの新規手法」に関する意識調査の結果を発表しました。調査はBtoC事業を行う経営者・役員101名に対して実施したもので、新たなマーケティングへの取り組み意向などを聞きました。
2022年は新しいマーケティング手法を活用したいかを聞いた結果が図1です。
via www.comix.co.jp
結果は、「非常に思う」が25.8%で、「やや思う」(37.6%)を加えると6割強の企業が新たなマーケティングにチャレンジしたいと考えていることが分かりました。
では、「非常に思う」「やや思う」と回答した人は、どんなマーケティング手法にチャレンジしたいのか。その結果が図2です。
via www.comix.co.jp
結果は「SNS」が65.6%、「動画」が50.0%、「インターネット広告」が48.4%でした。TwitterやFacebook、InstagramなどのSSNをマーケティング施策に活かしたいと考える経営者が多いようです。
なお、これら回答以外にどんなマーケティング手法を使ってみたいかを自由回答で聞いたところ、以下のような回答がありました。
<自由回答・一部抜粋>
・49歳:One to Oneマーケティング。
・51歳:M&Aによる顧客の囲い込み。
・38歳:マーケティング分析の色々なフレームワークを試してみたい。
・37歳:戦略的に販売範囲を広げたい。
・58歳:コンテンツの制作手法など。
・44歳:口コミ。 新たなマーケティング手法にチャレンジするにあたり、自社のリソースで実現可能だと考えているのか。その結果が図3です。
<自由回答・一部抜粋>
・49歳:One to Oneマーケティング。
・51歳:M&Aによる顧客の囲い込み。
・38歳:マーケティング分析の色々なフレームワークを試してみたい。
・37歳:戦略的に販売範囲を広げたい。
・58歳:コンテンツの制作手法など。
・44歳:口コミ。 新たなマーケティング手法にチャレンジするにあたり、自社のリソースで実現可能だと考えているのか。その結果が図3です。
via www.comix.co.jp
結果は「十分可能」は12.5%で、「可能」(35.9%)を加えると、48.4%の企業が自社のみで実施できると回答しました。「あまり可能ではない」(37.5%)と「不可能」(9.4%)を加えた46.9%を上回りました。
「あまり可能ではない」「不可能」と回答した人に、外部のマーケターに自社のマーケティング業務を依頼したいかどうかを聞いた結果が図4です。
via www.comix.co.jp
結果は、「非常に思う」が13.3%、「やや思う」が66.7%でした。外部のマーケティング専門事業者などを活用し、施策を推進したいと考える企業が大半を占めていることが分かります。
では、なぜ外部に依頼したいと考えるのか。その結果が図5です。
via www.comix.co.jp
「自社にノウハウがないため」が75.0%で一番多く、「自社リソースだけではトレンドを追いかけられないため」(41.7%)、「推進者が欲しいため」(37.5%)が続きます。新しいマーケティング施策を実施する人材やスキル、ノウハウを持ち合わせていない企業が、外部に依頼したいと考える傾向が強いようです。