MENU

ニュース

韓国スターバックスで深刻化する「カフェのオフィス化」PCやプリンタの持ち込みを禁止へ

  • URLをコピーしました!

韓国のスターバックスが、一部の店舗で過度なPC利用や私物の占有といった行為が横行している問題に対し、公式な発表や明確な規則改定ではなく、ポスターや掲示物を通じて注意喚起を行っていることが明らかになりました。これは、利用客による店舗の「オフィス化」を巡るSNS上での議論や苦情の増加に対応したものとみられます。

深刻化する「オフィス化」と利用客の不満

これまでも韓国のスターバックスでは、リモートワークや学習のために長時間滞在する利用者が多くいました。しかし、近年では、一部の利用者が大型のモニターやデスクトップPC本体を持ち込み、まるで個人のオフィスのようにスペースを占拠するケースがSNS上で度々報告されていました。さらに、業務用のプリンタやスキャナ、さらには私物の大型照明器具や仕切り板を持ち込む事例も確認されており、他の客が席を見つけられない、コンセントを独占されるといった苦情が相次いでいました。

スターバックスの対応と今後の見通し

スターバックスは、特定の物品の持ち込みを全面的に禁止するのではなく、あくまで「他の顧客の迷惑にならないように」というルールの順守を呼びかける方針をとっているようです。この対応は、利用客間のトラブルを未然に防ぎつつ、多様な利用客のニーズに対応しようとする姿勢の表れとも考えられます。

この問題は、韓国社会におけるリモートワークの普及と、カフェを公共の「ワークスペース」として利用する文化が背景にあります。スターバックスは今後も、利用客の利便性と快適な店舗環境のバランスをどのようにとっていくのか、その対応が注目されます。

詳しくは「スターバックス」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部 小松

シェアはこちらから
  • URLをコピーしました!
  • 週刊SUZUKI
  • 日本オムニチャネル協会
  • 公式LINEメンバー

お問い合わせ

取材のご依頼やサイトに関するお問い合わせはこちらから。

問い合わせる