三菱UFJ銀行がOpenAIと戦略的コラボ契約を締結しました。2026年1月以降、約3万5千人の行員がChatGPT Enterpriseを日常業務で利用し、リテール領域では「エムット」を軸に顧客体験の刷新を目指します。
全行員導入とリテール4施策で描くAI浸透の全体像
三菱UFJフィナンシャル・グループの連結子会社である三菱UFJ銀行は、OpenAIとの戦略的コラボレーション契約を締結しました。両社は2024年10月以降に実施したChatGPT Enterpriseの全行員利用に向けた実証と製品仕様の検証を踏まえ、実証段階から本格運用へ移行します。契約により、2026年1月以降に約35,000人の行員がChatGPT Enterpriseを順次利用可能となり、社内文書作成、調査対応、顧客対応、分析業務など幅広い業務で効率化と高度化を図ります。行員それぞれが付加価値の高い判断や企画、顧客との対話に注力できる環境を段階的に整すると明示しています。
両社は社内全体へのAI浸透を加速するため、共同のプロジェクトチームを立ち上げます。MUFG全社で進める「Hello, AI @MUFG」への教育・研修プログラムやサポート提供を通じ、AI活用を自ら推進できる専門人材、いわゆるAIチャンピオンの育成にも連携して取り組みます。さらに戦略、プロダクト、お客さま向けサービスの三軸で四半期ごとのビジネスレビューを行い、OpenAIの最新モデルや機能を迅速に取り入れる体制を整えます。
リテール面では「エムット」を基盤に、①AIコンシェルジュ in MUFG Apps、②申込専用AIチャット「エムットクイックスタート」、③Apps in ChatGPT連携の検討、④Agentic Commerce対応の検討という四つの施策を進めます。まずは来年度開業予定のデジタルバンクへのAI実装を予定しており、各アプリのデータ統合によるパーソナライズ提案や、ChatGPT上での家計管理・資産運用相談、ChatGPT内で完結する購買手続きへのMUFG決済実装など、新たな顧客接点づくりを目指します。
詳しくは「三菱UFJ銀行」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部 權






















