三井住友カードの実利用者240人を対象に、株式会社ゼロアクセルが自社サイト「ココモーラ」で実施したアンケート結果が公表されました。選定理由の上位は、年会費が安い、三井住友銀行を以前から利用、ポイント優遇店舗が多いで、コストと日常利用の親和性が重視されていることが分かります。貯まったVポイントの使い道では、支払い充当が約23%で最多となる一方、特に活用していない層も約20%存在し、ポイントの死蔵が一定割合で起きている実態が見えました。引き落とし口座は三井住友銀行が約47%で最多です。ユーザー像に即した設計や施策を検討するうえで有用な示唆といえます。
今回の調査は、インターネットリサーチツール「フリージー」を用い、2025年11月に日本国内で実施されました。有効回答は240人で、男性191人、女性49人です。現在利用しているカードは、三井住友カード(NL)が47.08%で最多、次いで三井住友カードが29.58%、Oliveフレキシブルペイが13.75%という結果でした。ゴールドやプラチナなど上位カードの比率は相対的に低く、ナンバーレスや銀行連携の手軽さを評価する層が中心と読み取れます。利用者の裾野が広いプロダクトが主力であることがデータに表れています。
選定理由では、年会費が安いが34.58%でトップ、三井住友銀行を以前から利用が27.50%、ポイント還元率がアップする店舗・サービスが多いが21.25%でした。セキュリティの安心感やよく使う店舗との相性、Vポイントの活用経験なども約2割前後で続いています。知名度、ポイントの使い道の多さ、入会キャンペーン、発行スピードといった要因も一定の影響を持つことが示されました。実務面では、年会費や日常利用の実利を前面に出した訴求、銀行利用歴との連携メリットの明確化が効果的と考えられます。
利用後のメリットとしては、三井住友銀行サービスとの相性がよいが32.08%、Vポイントの利便性が高いが31.67%で拮抗しました。ナンバーレスの安全性やセキュリティ体制の評価が24.17%、タッチ決済のスムーズさが20.42%と、安心と利便の両面が支持されています。還元率の評価は18.75%、所有コストの低さは13.33%で、日常の決済体験の快適さが総合満足に寄与している様子がうかがえます。企業側は、Vポイントの使い勝手改善と非接触決済体験の磨き込みがリテンション強化の鍵になります。
Vポイントの活用実態では、支払い金額に充当が22.92%、他社ポイント交換が20%、ポイント払いが19.58%と、即時的な価値化が上位を占めました。VポイントPayへのチャージやギフトカード、マイル、景品、投資、振込手数料割引など多様な選択肢が並ぶ一方、特に活用していないが20.42%あります。死蔵抑制には、有効期限リマインドや少額でも使いやすい利用導線の提示が有効です。加盟店側は、ポイント充当や即時値引きと連動した来店促進策の設定で取りこぼしを減らせます。
引き落とし口座は、三井住友銀行が46.67%で最多、次いでその他の地方銀行が15.42%、三菱UFJ銀行が7.92%、ゆうちょ銀行が7.08%、みずほ銀行が5.42%、楽天銀行が4.17%と続きました。銀行連携の深さは利用継続に直結するため、金融機関連携の拡充や口座登録の利便性向上は継続課題といえます。マーケティング的には、銀行別の優遇やエコシステム施策が効果を発揮する余地があります。ユーザー側の実務アクションとしては、Vポイントの自動充当設定や少額決済でのポイント払い活用、優遇店舗の把握による日常導線への組み込みが、実利の最大化につながります。
詳しくは「株式会社ゼロアクセル」の公式ページまで。






















