株式会社ビースタイルメディアが運営する「しゅふJOB」の時給データから、2025年11月の全国平均時給が発表されました。パート・アルバイトは1,259円で前月比12円増、前年同月比56円増となり、同条件で比較可能な2020年9月以降で4ヶ月連続の過去最高を更新しました。派遣は1,439円で前月比4円減ながら、比較可能期間で2番目に高い水準です。パートはエリア別で8エリア中6エリアが2ヶ月連続の過去最高を記録し、カテゴリ別でも12カテゴリ中7カテゴリが最高を更新しました。特にフード・飲食など4カテゴリは2ヶ月連続で上昇しています。背景として、医療・看護・介護では有資格介護職の高時給求人や大手による引き上げが平均を押し上げ、家事・保育・習い事は低時給帯の求人減少が寄与しました。施設サービスでは幅広い企業で底上げが進んだとされています。
一方、派遣では軽作業・物流・製造が2ヶ月連続の過去最高で、年末商戦に向けた季節要因が表れています。医療・看護・介護は下降しましたが、個社要因を除くとおおむね横ばいです。採用担当者は、自社が属するエリアとカテゴリのトレンドを照合し、初任時給とインセンティブ設計の見直しを進めるとよいでしょう。パートではピーク時間帯の時給上乗せや短時間シフトの柔軟性を明記し、応募率向上と定着を両立させることが有効です。派遣では繁忙期の前倒し採用と教育計画を連動させ、即戦力化の時間短縮を図ってください。加えて、最賃との差分や競合比較をダッシュボードで可視化し、現場と人事が同じ前提で意思決定できる体制の整備が重要です。今回の結果は、賃上げの広がりが地域と職種の双方で進んでいることを示しており、求人設計と労務コスト管理を同時に最適化する好機といえます。
詳しくは「株式会社ビースタイルグループ」の公式ページまで。






















