MENU

コラム

仕事の信条を明確にし、揺るぎない自分の柱とせよ!

  • URLをコピーしました!

外交力を高める上で欠かせない「自己効力感」。自己効力感を高めるためには、明確で確固たる信条を持つことが重要です。その信条に従って行動することではじめて自己効力感が育まれるのです。多くの人と良好な関係を築くために大切な「信条」について考えます。【週刊SUZUKI #153】

「自己効力感」とは「自分ならできる」という確固たる自己認識であり、これが人々に安心感と信頼を与えることは、これまで繰り返し伝えてきました。この自己効力感を最終的に強固なものとし、あなたの人間性の中核をなすものが、「仕事の信条を明確にして、揺るぎない自分の柱とすること」です。

信条とは、あなたが仕事や人生において何を最も大切にし、どのような価値観に基づいて行動するのかを示す、あなた自身の「哲学」です。これが明確であれば、あなたの言動には一貫性が生まれ、周囲は「この人はブレない」「信頼できる」と感じるようになります。

信条を明確にする際には、一貫性を確保することが大切です。信条が明確であれば、日々のさまざまな判断や行動において、迷うことが少なくなります。周囲の雑音に惑わされず、自分が信じる道を突き進む強さを持つことができます。

信頼を築くことも大切です。一貫した考えを持つ人は、周囲から厚い信頼を寄せられます。相手は「この人なら安心して任せられる」と感じ、あなたの言葉に耳を傾けるようになるでしょう。

自己認識も強化すべきです。信条を言語化し、常に意識することで、あなたは「自分がどういう人間でありたいか」を深く認識し、その理想像に向かって自己を律することができます。これは、自己効力感を内面から強固にするプロセスです。

困難への立ち向かい方にも気を配るべきです。信条は、困難な状況に直面した時の羅針盤となります。例えば、「仕事は唯一の社会貢献の手段である」という信条があれば、どんなに辛い仕事でも、それが社会に貢献しているという視点を持つことで、乗り越える原動力となるでしょう。

自分の信条を形作るためには、まずこれまでの人生で何を大切にしてきたか、どんな瞬間に喜びを感じ、どんな課題に情熱を燃やしたか、自己を深く掘り下げてみてください。そして、それを明確な言葉で表現し、日々の仕事の中で実践していくことです。時には、それを周囲に語ることで、あなたの信条がさらに強化されることもあります。

ぜひあなたの「仕事の信条」を明確にしてください。それが、あなた自身の揺るぎない柱となり、どんな場面でも「自分ならできる」という自己効力感を力強く発揮できる、真に信頼される人間へとあなたを導くでしょう。

【外交の心得 その30】

筆者プロフィール

鈴木 康弘
株式会社デジタルシフトウェーブ
代表取締役社長
1987年富士通に入社。SEとしてシステム開発・顧客サポートに従事。96年ソフトバンクに移り、営業、新規事業企画に携わる。99年ネット書籍販売会社、イー・ショッピング・ブックス(現セブンネットショッピング)を設立し、代表取締役社長就任。2006年セブン&アイHLDGS.グループ傘下に入る。14年セブン&アイHLDGS.執行役員CIO就任。グループオムニチャネル戦略のリーダーを務める。15年同社取締役執行役員CIO就任。16年同社を退社し、17年デジタルシフトウェーブを設立。同社代表取締役社長に就任。他に、日本オムニチャネル協会 会長、SBIホールディングス社外役員、東京都市大学特任教授を兼任。

シェアはこちらから
  • URLをコピーしました!
  • 週刊SUZUKI
  • 日本オムニチャネル協会
  • 公式LINEメンバー

お問い合わせ

取材のご依頼やサイトに関するお問い合わせはこちらから。

問い合わせる