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インタビュー

チャネル・データ・AIのシームレス統合でマーケティングは次のステージへ クレッシェンドラボが語る、LINE活用の“今”と“これから

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DXやオムニチャネルの文脈において、LINE活用はすでに「当たり前」の施策となりました。一方で、「LINEは結局、どんな役割を担うチャネルなのか」「本当に売上につながるのか」といった疑問を抱いている方も少なくないのではないでしょうか。そこで今回は、全世界700社以上の導入実績を誇り、AIとデータを活用したLINEマーケティングプラットフォーム「MAAC(マーク)」を提供するクレッシェンド・ラボのエバンジェリスト、鈴木沙英氏に、LINE活用の本質と事業成果につなげるための考え方について話を聞きました。


――クレッシェンド・ラボとはどのような価値を提供している企業なのでしょうか?

鈴木:私たちは、LINEに強いマルチチャネルMAの「MAAC(マーク)」と、1対1のコミュニケーションに対応した「CAAC(カーク)」という2つのSaaSを主軸に提供しており、2026年2月現在でグローバル800社以上の企業様にご利用いただいています。

また2025年からは、企業様へのさらなる価値提供のため、AIへの投資を積極的に推進してきました。これにより、当社は単なるSaaSベンダーの枠を超え、「企業の成長 = AI × データ × チャネル」という方程式を実装するためのプラットフォーム化へと舵を切りました。

今の時代、企業の成長に「AI」が不可欠であることは誰もが認める事実です。そしてAIが真価を発揮するには良質な「データ」が、そしてそのデータを集めるためには顧客との接点である「チャネル」が不可欠です。私たちはすでに、LINEを中心とした「チャネル」に大きな強みを持っています。このチャネルに対し、AIネイティブなデータ基盤を垂直統合し、一気通貫で提供することで、企業様のAI活用を強力に推進することを目指しています。

LINE活用の“今まで”と“これから” それは、競争のスタートライン

――LINEの役割について、これまでと今後でどう変わっていくとお考えですか?

鈴木:これまでのLINE活用は、正直なところ「メルマガの代わり」や「一斉配信」といった、いわばプッシュ型の通知ツールという側面が強かったと思います。しかし、そのフェーズはすでに終わりました。

現在のLINEは、「顧客の最もホットな状態(熱量)をリアルタイムで捉え、行動に繋げる場所」です。ECでのカート投入や店舗への来店といった「点」の行動をデータとして集約し、適切なタイミングで一押しする。これが当社の「MAAC」や「CAAC」を通じて私たちが実現してきた世界です。しかし、強調したいのは、ここまでは2026年現在のビジネスにおいて、もはや「スタートラインに過ぎないということです。

鈴木:これからのLINE活用は、人間がルールを決め、手動で配信設定をする段階から、自律型(Actionable)AI」がデータを最適化し、自ら動く段階へ移行します。

データが増え続け、顧客のニーズが複雑化する中で、人間がタグを一つひとつ管理して配信対象を決める運用には限界がきています。その限界を突破し、中長期的な競争力を手に入れるための鍵こそが、私たちが新たに投入する自律型のAIネイティブCDP「DAAC(ダーク)」です。

ポートフォリオがもたらす作用:MAAC・CAAC・DAAC

――具体的に、各ソリューションはどのように作用するのでしょうか?

鈴木:私たちのポートフォリオは、成長の連鎖を生むように設計されています。

まず「MAACは、顧客の行動を可視化し、適切なタイミングでメッセージを届ける「手足」の役割を担います。これにより、クリック率の向上やROIの最大化といった、足元の事業インパクトを確実に生み出します。そして「CAAC」は、あらゆる接点を統合し、深い「対話」を通じて売上を高める役割です。

これらを統合し、「知能」として司るのが「DAAC」です。DAACは、500以上の興味カテゴリーや100以上の人格特質をAIが自律的に分析します。「来週の火曜日に、このメッセージを送れば80%の確率で購入する」といった高精度な予測を行い、MAACやCAACでのアクションに繋げます。いわば、マーケティングの「脳」が加わることで、売上の再現性は飛躍的に高まります。

例えばAIとの会話型データ分析スタジオで、「今、私たちの高ポテンシャルな顧客(見込み客)の定義は何ですか? 売上を伸ばすためにLINEをどう活用すべきか、アドバイスをください」と質問します。すると高ポテンシャルターゲットの属性を分析して詳細をまとめて返答した上で、セグメントサイズや優先順位、配信頻度のルールといった細部に至る計画まで提案してくれます。

*画像はイメージです。開発中のため実際の画面とは異なる場合があります。

こうした分析をもとに、MAACでの配信をシームレスに実行まで完結できることで、担当者の負荷や成果は大きく改善されます。データのサイロ化や分析から実行までの遅延といった、日本企業特有の課題に最適なソリューションであると自負しています。

このDAACは、すでに台湾本社で100社弱の企業様でPoCが進行中で、2026年中には日本国内でも正式に提供を開始する予定です。

今すぐの成果、そして5年先の競争力

――最後に、読者の方々へメッセージをお願いします。

鈴木:「LINEで今すぐ効果を上げたい、配信のノイズ化を止めたい。」そうした足元の課題解決は当然のステップです。しかし、同時に考えなければならないのは、3年、5年先まで勝ち続けるための「AI基盤」を今、持っているかどうかです。

クレッシェンド・ラボは、チャネル(LINE)からデータ、そして自律型AI(DAAC)までを一本の線で繋ぎます。本気で事業成長を加速させたい、AIを実ビジネスの武器にしたいと考えている企業様と、長期的なパートナーとして伴走させていただければと考えています。LINE公式アカウントの高度な活用、またはAIを導入してデータ活用をさらに進化させたい企業様がいらっしゃいましたら、ぜひお問い合わせください。

クレッシェンド・ラボ
https://www.cresclab.com/jp

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