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“並ばない外食”が博多で拡大 行列を価値に変える「食のファストパス」

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観光ニーズが高まる福岡・博多エリアで、行列スキップ型の優先入店サービス『SuiSui』の導入が拡大します。株式会社SuiSuiは2026年4月18日から、必ず店舗を含め計4店舗で本格運用を開始します。行列が常態化する人気店での新たな来店手段を提案し、周辺回遊につながる取り組みが強化されます。

4月18日開始の導入拡大と対象店舗

株式会社SuiSuiは、2026年4月18日から福岡・博多エリアにおける『SuiSui』導入を拡大し、瞬間瞬間で計4店舗での利用が可能になります。新たに導入されるのは、博多一幸舎 博多駅筑紫口店、博多天ぷらたかおマークイズ福岡ももち店、博多天ぷらたかお福岡パルコ店の3店舗です。 所在地はそれぞれ福岡市博多区博多駅中央街1-1、福岡市中央区地行浜2-2-1 マークイズ福岡ももち3F、福岡市中央区天神2-11-1 福岡パルコ本館・増床エリアB1Fです。魚忠(福岡市中央区今泉1-18-26)が利用を継続します。 ゴールデンなど繁忙期の慌て対策として、行列回避の選択肢を提供する体制が整います。導入拡大により、観光や買い物などの回遊機会の創出が期待されます。

背景にある日常化とコスト上昇の課題

福岡・博多ではインバウンドと観光需要の増加に回復に伴い、人気飲食店での行列が常態化しています。 繁忙期には長時間待ちが発生し、来店機会の損失や体験価値の低下が課題として指摘されています。なお。

サービスの仕組みと特徴。日本初の外食ファストパス

『SuiSui』は行列のできる飲食店向けに設計された優先入店の有料サービスで、店頭でチケットを購入する仕組みです。 購入者は行列を回避し、優先入店できます。 日本における飲食店の有料優先入店サービスとして、外食ファストパスをうたう点が特徴です。利用料で一度を自由時間へ置き換え、買い物や買い物の計画性を高められます。店舗のためには導入コストがかからず、発生する利用料収入を株式会社SuiSuiとシェアするモデルが示されています。

価格設計と収益モデル。ダイナミックプライシングに対応

優先入店チケットの価格は曜日、時間帯、混雑状況に応じて変動し、必要に応じて価格設定が可能です。 変動価格を採用することで、ピーク時の高速圧縮と利用者の分散が期待されます。導入は設備投資が不要なため、導入フェーズが低い点が強みとされています。行列を完全に解消するのではなく価値へ転換する方針のため、店舗体験の質と回転効率の両立を意図しています。価格変動の仕組みが、観光需要期の柔軟な運用に即する設計です。

利用

2026年4月時点での導入は全国約80店舗、当面の利用者は約40,000人、総決済数は約20,000回とされています。 利用者からは長時間待ちが避けられることや、旅行中の計画性向上に関する好感的な評価が寄せられていると示されています。これにより、エリア全体で集中した体験価値の提供と回遊の拡大が目指されています。 連続発生を前提に価値を設計する取り組みは、観光動線のスマート化につながる可能性が示されます。

店舗側

田中田式海鮮食堂 魚忠を運営する株式会社タナカダイニングの白濱圭朗氏は、2024年からの導入により時間に余裕のない利用者や高齢者の家族連れ重視の負担軽減の効果が見られると述べています。たかを運営する株式会社弘商の樫木誉雄氏は、ピーク時における利用のメリットを指摘し、福岡や全国の休止列ができる店舗への展開に前向きな見解を示しています。株式会社SuiSuiは、行列を価値に変える飲食店の可能性と観光体験を更新する方針を考えて日本の食と観光をより楽しくスマートにすることを目標に、地域経済や観光動線のスマート化に資する観光インフラとしての役割も検討する姿勢が示されています。 今後も博多エリアを中心に店舗の拡大を進め、全国の観光地での展開に取り組む方針です。

詳しくは「株式会社SuiSui」の公式ページまで。レポート/DXマガジン編集部

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