少子化の影響で、全国の小中学校の約3割が1学年30人以下に減少している事実をご存じでしょうか。制作コストや手間から卒業アルバムを諦める学校が増える中、業界最大手のダイコロが動きました。たった1冊からでも高品質なアルバムが作れる新しい仕組みとは。思い出を守る最新の取り組みに迫ります。
1冊でも妥協なし!少子化時代に挑むダイコロのアルバム革命
文部科学省の令和7年度学校基本統計確定値によれば、小学校の在学者数は581万2千人、中学校は310万5千人となり、ともに過去最少を記録しました。この少子化に伴い、ダイコロ株式会社の推計では全国の小中学校の約29.7%が1学年あたり30人以下となっています。児童生徒数が減ると、1冊あたりの費用負担が増大するだけでなく、教員の編集作業の負担も重くなり、卒業アルバムの制作自体を断念する現場が生まれていました。
この課題に対し、卒業アルバム制作を手掛けるダイコロ株式会社は、わずか1冊から相談可能な小ロット制作体制を確立しました。学校側は写真データを提出するだけで、専門スタッフがレイアウト作業を代行するため、専用ソフトの操作や複雑な編集業務を行う必要はありません。少人数校であっても重厚感のある上製本クオリティを維持し、個別の写真を差し替えるバリアブルポートレートなど、少人数ならではの構成を実現しています。
さらに同社は、卒業式当日の様子まで収録できる卒業後納品や、各家庭への直接配送システムも用意しています。2025年に同社が行った調査では、72%の人が卒業アルバムを必要と答え、66%がアルバムがなければ思い出さなかった人がいると回答しました。紙のアルバムが持つ価値を大切にしながら、スマートフォンで閲覧できるアプリ「卒アルモバイル」の展開や海外向け普及活動など、デジタル技術を融合させた新たな写真文化の創出にも取り組んでいます。7月24日の「卒業アルバムの日」を機に、人数の多寡に関わらず思い出を未来へ残す選択肢が広がりを見せています。
少子化という構造的課題に対して業務プロセスを再構築し、小ロットでも高品質な商品を提供する姿勢は、まさに教育現場に寄り添ったDXの理想形といえます。 紙とデジタルを融合させた柔軟なアプローチが、次世代へ大切な思い出を継承する大きな支えとなるでしょう。
詳しくは「ダイコロ株式会社」の公式ページまで。 レポート/DXマガジン編集部





















