三菱電機株式会社は、駅務DXソリューションの一環として、駅務員の複雑なシフト作成を支援する「デジタル作業ダイヤ」のプロトタイプを開発し、沖縄都市モノレール株式会社と西日本鉄道株式会社、株式会社西鉄ステーションサービス協力の実証で有効性を確認しました。泊まり勤務や非番など鉄道特有の勤務ルールを踏まえ、AIが勤務体系とシフト希望に沿った案を自動生成します。急な欠勤時は直近の代務回数などの実績に基づく候補選定で、負担偏在を抑えつつ速やかに調整できます。実証では抜け漏れの少ない高品質なシフトが評価され、従来比で最大5分の1の時間短縮可能性が示されました。熟練者と同等時間との意見もあり、AI提案と人の最終判断を組み合わせる運用を進めます。2027年までのサービス提供開始を目指し、機能を強化します。
実証概要と将来展望
実証は、那覇空港駅や西鉄福岡駅事務所などで、2025年3月から2026年2月まで複数期間で実施し、シフト作成機能と代務調整機能を評価しました。結果として、現場で使う価値があるとの回答が得られ、心理的負担軽減にも有効とされました。今後はバスやタクシー、空港、周辺ホテルや警備など交代勤務領域への展開を見据えます。さらにデジタル基盤「Serendie」を用い、旅客対応などのデータと連携して駅務全体の省力化と効率化を図る構想です。駅務DXソリューションは、シフトを担う「デジタル作業ダイヤ」と応対を担う「デジタル遠隔窓口」のデータを「駅務管制システム」に集約し、新しい駅運営を支援します。
詳しくは「三菱電機株式会社」の公式ページまで。レポート/DXマガジン編集部






















