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「物件探しの下準備、まだ手作業?」AIで年間500時間を削減、不動産会社が実現した“33%効率化”の方法とは

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クラスコは、賃貸仲介業務における物件情報の集約、紹介メール文章の生成、顧客専用の案内地図作成を統合的に自動化する社内システムを構築しました。手作業のURL転記や地図への個別登録を撤廃し、年間500時間の業務時間削減と33%の効率化を実現しています。スローガンを「すべての業務にAIエージェントを」とし、全社でのAI活用を日常業務に組み込み、朝礼での事例共有や月次の共有会を継続しています。AIロープレを活用した接客品質の均一化や早期戦力化などにより、売上の拡大とコスト削減、作業時間の大幅圧縮を継続的に達成しています。AI導入1年で売上2億円増、業務時間22,862時間削減、コスト6,800万円削減という成果も示されています。現場のルーティンを自動化し、接客のホスピタリティ向上へ時間を再配分する運用が進んでいます。

背景と課題 手作業の転記と地図作成が提案のボトルネックに

従来は、物件資料のURLを一件ずつ収集してメール本文へ貼り付ける作業に多くの時間がかかっていました。さらに、顧客ごとに地図ツールで住所検索を繰り返し、ピン登録して集約する作業が日々の負担となっていました。案件あたりの準備時間が膨らみ、現場スタッフが本来注力すべき付加価値の高い対応に十分な時間を確保できない構造的な課題が存在しました。クラスコはこの非効率を解消するため、既存のクラウド環境とAIを横断的に連携し、入力から出力までの一連の業務を再設計しました。結果として、下準備に偏っていた時間配分を見直し、提案の質を損なわずに処理量を拡大する基盤が整いました。業務の平準化と再現性向上が同時に進み、担当者間のばらつき抑制にもつながっています。

解決策の特長 URL入力のみで完結し紹介文と地図を自動生成

最小限の操作で必要データを抽出できる入力フォームを用意し、入力負担を事実上ゼロに近づけました。複数の物件情報や位置データを一括で整理して、顧客専用の案内用マップを即時に自動生成します。AIが物件データとエリア特性を解析し、魅力を伝える紹介文とメール下書きを自動で用意するため、担当者は確認と仕上げに集中できます。URLの転記や地図登録といった反復作業が不要となり、案件処理のスループットが向上しました。自動化の精度と運用のしやすさを両立させるため、既存のクラウドと自動化ワークフローを組み合わせた構成を採用しています。これにより導入のハードルを下げ、現場での即時活用を可能にしています。

導入効果と今後の展望 業務効率33%向上からサービス品質の強化へ

本システムにより年間500時間の削減と33%の効率化を達成し、提案作成の所要時間が大幅に短縮されました。時間的余裕は、個別ニーズに合わせた丁寧なアドバイスの付与や、メッセージのきめ細かな調整といった対応に振り向けられています。クラスコは実験型企業として得られた知見を蓄積し、全国の不動産会社向けに展開するAI&Google Workspace構築支援サービスの品質向上に反映します。現場課題からの素早い具現化や開発プロセスのノウハウを、TATSUJINブランドのサービスへ即座に還元する方針です。今後も社内のあらゆる業務でAI化の検証を重ね、サービス全体のアップデートや新たな構築提案に生かしていきます。生産性とホスピタリティの両立を軸に、不動産会社の進化を支える取り組みが続きます。

詳しくは「株式会社クラスコ」の公式ページまで。レポート/DXマガジン編集部

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