ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード(ANAアメックス・ゴールド)がリニューアルされました。2026年9月2日以降に申し込む場合、基本カードの年会費は従来の34,100円から42,900円(税込)へ変更。年間8,800円、率にすると約26%の値上げです。家族カードも17,050円から21,450円へ4,400円値上げされました。なお、9月1日までにカードを保有または申し込んだ会員については、11月以降に請求される年会費から順次、新年会費が適用されます。では、8,800円高くなる一方で、特典はどう変わったのでしょうか。
年400万円利用で「1万5000マイル」
大きな変更の一つが、2027年から始まる「利用ボーナスマイル」です。ANAアメックス・ゴールドでは、1月1日から12月31日までの年間カード利用額が400万円(税込)以上になると、15,000マイルが付与されます。アメリカン・エキスプレスは、年間400万円を利用した場合、通常獲得ポイント40,000ポイント(40,000マイル相当)、利用ボーナスマイル15,000マイル、継続特典2,000マイルを合わせ、計57,000マイルを獲得できる例を示しています。
また、2026年9月2日以降に新規申し込みした場合は移行特別期間となり、9月2日~12月31日に100万円(税込)以上利用すると5,000マイルが付与されます。
「ANA SKY コイン」は終了、特典を再編
一方、今回の変更は単純な特典追加だけではありません。2026年9月1日までにカードを保有・申し込んだ会員に適用される「ANA SKY コイン獲得プログラム」は、2026年12月31日で終了します。既存会員の場合、2026年は年間300万円以上の利用で10,000 ANA SKY コインを受け取れる制度でしたが、2027年からは年間400万円以上の利用で15,000マイルを受け取る「利用ボーナスマイル」に切り替わります。必要な年間利用額や受け取れる特典そのものが変わるため、これまでANA SKY コインを目的に利用していた人は注意が必要です。
レストラン利用は「20%キャッシュバック」
新たに加わったのがダイニング特典です。対象となる「ポケットコンシェルジュ」でレストランを予約し、オンライン決済すると、利用額の20%がキャッシュバックされます。ANAアメックス・ゴールドの場合、通常は1~6月と7~12月の各期間で最大1万円、年間最大2万円までキャッシュバックを受けられます。利用にはAmex Offersへの事前登録などの条件があります。
結局「8,800円多く払う価値」はある?
今回の改定では年会費が約26%上がる一方、利用ボーナスマイルやダイニング特典などが追加され、既存特典も再編されます。特に年間400万円以上カードを利用する人や、対象レストランを利用する機会が多い人は、新しい特典を活用しやすくなりそうです。一方、年間400万円に届かなければ、2027年以降は15,000マイルの利用ボーナスを受け取れません。ダイニングキャッシュバックにも対象店舗や利用条件があります。
年会費だけを見れば年間8,800円の負担増です。「値上げ分の元が取れるか」は、年間利用額だけでなく、追加・変更された特典を実際にどれだけ使えるかまで確認して判断する必要がありそうです。
詳しくは「American Express」の公式ページまで。レポート/DXマガジン編集部





















