NTTインテグレーション株式会社は2026年10月14日、クラウドやAI環境のセキュリティリスクを可視化するプラットフォーム「Wiz」の取り扱いを開始しました。
Wizは、Google Cloud傘下のWiz, Inc.が提供するサービスです。クラウド環境を継続的に調査し、設定不備やシステムの脆弱性、過剰なアクセス権限などを検出。企業が優先的に対処すべきリスクを判断できるよう支援します。
複数のクラウドを横断して分析、危険な組み合わせも検出
企業では、Amazon Web Services(AWS)、Microsoft Azure、Google Cloudなど、複数のクラウドサービスを利用するケースが増えています。
一方、管理対象が広がることで、どこに重大なセキュリティリスクが潜んでいるのか把握しにくくなる課題があります。
Wizは、クラウド環境に個別の監視プログラムを導入せずに調査する「エージェントレス」方式を採用しています。
中核となる「Wiz Security Graph」では、クラウド上のシステムやデータ、アクセス権限などの関係性を分析。単独では重大に見えない問題でも、複数の弱点が組み合わさることで攻撃につながる可能性を可視化します。
これにより、企業は大量の警告に一律に対応するのではなく、事業への影響が大きいリスクから対策を検討できます。
導入支援や体験型ワークショップも提供
NTTインテグレーションは、Wizのライセンス販売に加え、クラウド環境との接続設定を支援します。
さらに、デモ環境でリスク調査を体験できる「Wiz CTF」や、自社のセキュリティ課題を整理する「Wiz Cloud Security Workshop」も提供します。
主な対象は、複数のクラウドを利用する企業や、コンテナ・Kubernetesを活用する組織などです。最低契約期間は1年間で、料金は個別見積もりとなります。
見解として、クラウドやAIの活用が広がるなか、セキュリティ対策には個別の問題を検出するだけでなく、リスクの関連性や事業への影響を踏まえた判断が求められます。今回の取り組みは、セキュリティ部門と開発・運用部門が情報を共有し、優先度の高い対策に取り組むための環境整備として注目されます。
詳しくは、NTTインテグレーション公式サイトをご確認ください。
レポート/DXマガジン編集部




















