一般財団法人みてね基金は2026年9月29日、子どもやその家族を取り巻く社会課題の解決に取り組む非営利団体を支援する「第五期 ステップアップ助成」の採択先10団体を発表しました。助成総額は約1億円で、2026年10月1日から2年間にわたり支援します。
今回の助成には106団体が応募しました。採択された団体は、教育、貧困、出産・子育て、虐待、難病・障がいの5領域で活動しており、地域の支援体制づくりやデジタル技術を活用した支援などに取り組みます。
106団体から10団体を採択、事業と組織の成長を支援
ステップアップ助成は、継続的に活動してきた非営利団体が、事業基盤や組織基盤を強化し、活動を次の段階へ発展させることを目的としています。資金提供だけでなく、活動を支える非資金的な支援も行います。
採択団体には、病気や障がいのある子どもと家族の体験機会を全国に広げるNPO法人AYA、外国にルーツを持つ子どもを支援する認定NPO法人メタノイア、精神疾患のある親とその子どもへの支援に取り組むNPO法人CoCoTELIなどが含まれます。
デジタルと地域を組み合わせ、支援が届きにくい子どもへ
今回の採択事業では、デジタル技術を活用した支援の仕組みづくりも進められます。
認定NPO法人第3の家族は、家庭環境に悩む子どもに支援を届ける「デジタル×地域アウトリーチ基盤構築」に取り組みます。オンラインと地域での活動を組み合わせ、支援が必要な子どもとの接点を広げる計画です。
みてね基金によると、今回の応募では、地域の連携を深める提案やAIを事業に活用する提案が増加したといいます。
同基金は2020年4月に活動を開始し、今回の助成分を含めて約18億円の資金提供を行っています。
見解として、今回の助成は、子ども支援の現場でデジタル技術の活用と地域の支援体制づくりが並行して進んでいることを示しています。資金提供に加えて組織基盤の強化を支援することで、個々の団体が持つ知見や取り組みを、より広い地域へ展開する後押しとなりそうです。
詳しくは、みてね基金の公式発表をご確認ください。
レポート/DXマガジン編集部





















