マーケティングリサーチ会社「リサート」を運営するインタビュールーム株式会社は2026年10月26日、「個人情報漏洩に関する調査」の結果を発表しました。
調査では、個人情報の漏洩に不安を感じる人が65%に上る一方、自分の対策が十分だと考える人は13%にとどまりました。また、勤務先で情報セキュリティ研修を受けられる人の32%が、研修を流し見や聞き流しで済ませていることが明らかになりました。
セキュリティ研修を「面倒」と感じる人は39%、十分だと評価する人は24%
調査は2026年10月16~17日、全国の20~59歳の男女800人を対象にインターネットで実施されました。
働いている回答者の約8割は、勤務先に情報セキュリティ研修やeラーニングがあると回答しています。
そのうち、研修を面倒だと感じる人は39%、流し見や聞き流しで済ませている人は32%でした。一方、研修内容を十分だと思う人は24%にとどまっています。
さらに、個人情報漏洩に不安を感じながらも研修を流し見や聞き流しで済ませている人は、研修がある回答者の26%を占めました。
研修を面倒だと感じる人に限ると、流し見や聞き流しをしている割合は63%に達し、それ以外の人の11%と大きな差が見られました。
研修を流し見する人の34%が「偽メールや偽サイトの判別は難しい」と回答
個人情報を守るための対策についても、研修への向き合い方による違いが確認されました。
研修を流し見や聞き流しで済ませている人の34%は、本物と偽物のメールやWebサイトを見分けることが難しいと回答しました。一方、それ以外の人では15%となり、2倍以上の差が生じています。
調査では、セキュリティ設定などの項目でも、研修を流し見する人のほうが難しさを感じる割合が高い傾向が見られました。
ただし、今回の調査は因果関係を検証したものではなく、研修を流し見することがセキュリティ対策の理解不足を直接引き起こすと結論づけることはできません。
見解として、企業の情報セキュリティ対策では、研修の実施だけでなく、従業員が内容を理解し、実際の行動に反映できているかが重要です。今回の結果は、研修への負担感や受講姿勢にも目を向け、実践的な学習内容や理解度を確認する仕組みを検討する必要性を示唆しています。
詳しくは、リサートの調査結果をご確認ください。レポート/DXマガジン編集部




















