株式会社NTTドコモは、未就学児の月齢に合わせた言葉で対話し、歯磨きや就寝などの生活習慣づくりを支援するAI対話技術を開発しました。NTT株式会社コミュニケーション科学基礎研究所の幼児語彙発達データベースと大規模言語モデルを組み合わせ、各単語の獲得月齢データを基に理解が難しい語の使用を控える仕組みです。Android向けアプリでは、子どもの個性や普段の会話、過去の行動結果に応じて声かけをパーソナライズし、自発的な行動を促すことをめざします。スマートフォン上のキャラクターが時刻や習慣に応じて声かけを行い、簡単な対話、活動の記録機能、実践成果に応じたシール収集機能も備えています。小規模な簡易検証では合成音声に対する返事や歯磨き開始などの反応が確認されていますが、手動で語を選んだ限定条件のため、開発中のアプリや本技術の効果を示すものではないとしています。
本技術を実装したアプリは、言葉の生成から音声化、声かけ、結果に応じた調整までを自動化しており、今後はトライアルで実家庭における有効性や使いやすさを検証します。より幼い子どもの発話認識精度の向上などの技術改善も進め、子育て支援や知育、見守りに取り組む企業との連携を検討します。さらに、NTT R&D FORUM 2026で展示し、Android端末を用いたキャラクターとの対話デモを実施予定です。生活習慣づくりが継続的な負担となりやすい課題に対し、月齢最適化と個別最適化を組み合わせたアプローチで、子どもの理解と行動を後押しし、保護者の育児負担の軽減を目指します。
詳しくは「株式会社NTTドコモ」の公式ページまで。レポート/DXマガジン編集部





















