GMOインターネットグループ株式会社とGMOインターネット株式会社は2026年10月27日、「お名前.com デスクトップクラウド」への不正アクセスに関する第10報を発表しました。
同日午後0時30分、攻撃者とみられる人物が同社や顧客に関する情報と称するものを公開したことを確認しました。公開内容の真偽や被害範囲について調査を進めています。攻撃者からは約80億円の要求があったものの、同社は応じない方針を示しています。
攻撃者が情報を公開、ランサムウェア攻撃は現時点で確認されず
GMOインターネットグループによると、10月21日にサービスを停止し、不正アクセスを公表しました。同日には約80億円を要求する脅迫メールも受信しています。
10月27日には攻撃者とみられる人物による情報公開を確認しましたが、公開内容には事実と異なる情報が含まれる可能性があり、詳細を調査中です。
また、同日午後1時55分時点でランサムウェア攻撃は確認されていないと説明しています。
同社は、攻撃者が公開したサイトへのアクセスや情報の拡散を控えるよう呼びかけています。さらに、同社や関係機関を装ったメール、SMS、電話による二次被害への警戒も求めています。
顧客端末の解析を継続、追加のお見舞金も検討
同社は10月25日から顧客に端末調査への協力を依頼し、提供された端末を専門チームが解析しています。マルウェアの有無や被害状況を確認し、対処方法の特定を進めています。
また、トレンドマイクロなどのセキュリティ企業やAI企業から協力の申し出を受け、具体的な連携内容を調整しています。
顧客への対応では、すでに発表した一律5,000円のお見舞金とは別に、公開情報に自身の情報が含まれていると確認された顧客への追加のお見舞金を検討しています。
利用者には、端末のウイルスチェックやバックアップの取得、ネットワークの切断、電源の停止などを案内しています。
見解として、今回の事案は、クラウドサービスへの不正アクセスが顧客情報の公開や利用端末の安全性確認にまで影響する可能性を示しています。企業には、侵入防止策だけでなく、被害発生後の迅速な情報開示、顧客保護、端末調査、復旧対応までを含めた体制整備が求められます。
なお、情報漏えいの具体的な範囲や端末へのマルウェア感染の有無については、引き続き調査が必要です。
詳しくは、GMOインターネットグループの公式発表(第10報)をご確認ください。
レポート/DXマガジン編集部




















