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四電工が経費精算システム導入、会計システムと連携するプラットフォームも構築

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ニーズウェルは2024年6月10日、四電工からSAP Concurの導入支援と連携ソリューションの導入を受注したと発表しました。四電工は間接業務改革を推進するため、コンカーが提供する経費管理・請求書管理クラウド「SAP Concur」と、連携ソリューションを導入します。この取り組みは、キャッシュレスとペーパーレスを全社展開し、経費精算のない世界を目指すことを目的としています。

四電工は、間接業務改革のために以下の施策を検討していました。まず、キャッシュレス決済による現金精算の削減です。これにより、紙によるアナログな経費精算申請から、電子マネーやICカードを利用したデジタル申請に移行します。次に、モバイルアプリの活用やペーパーレスによる働き方改革を推進し、経費精算のための出社を不要にします。さらに、経費発生から会計処理までのプロセスを自動化し、効率化を図ります。

四電工では間接業務の改革に取り組む

ニーズウェルは、これらの施策を実現するために、コンカーの「Concur Expense」と「Concur Invoice」、そして独自の連携ソリューション「Invoice PA」「N-Bridgeシリーズ」「Nナビ」を活用します。

「Concur Expense」は、モバイルやコーポレートカード、交通系ICカード、地図情報など様々なサービスと連携可能で、デジタルベースの経費精算を実現します。「Concur Invoice」は、取引先からの請求書に基づいた支払依頼や承認を自動化し、間接費の効率化を促進します。

「Invoice PA」は、AI-OCRと自動登録プログラムを連携し、Concur Invoiceに請求書データを自動登録するサービスです。これにより、請求書管理業務の自動化・DX化が進み、繁忙期の処理業務の効率化が図られます。

連携ソリューション「Invoice PA」を使ったシステム連携のイメージ

「N-Bridgeシリーズ」は、基幹システムと経費精算システムの連携を実現し、さまざまな基幹システムごとに異なるデータ形式を変換するソリューションです。これにより、経費精算データや請求書データを自動取得し、会計連携用データを作成できます。

「Nナビ」は、伴走型ガイドによる新たな経費精算運用の早期定着化を支援するサービスです。これにより、ユーザーに寄り添ったデジタルガイドを提供し、システム担当者の業務負担を軽減し、社内での早期定着化を実現します。

このように、ニーズウェルは四電工の間接業務改革を支援し、キャッシュレスとペーパーレスの全社展開による経費精算のない世界を目指します。




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