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次世代への挑戦と成長の場となる日本オムニチャネル協会、人の教育に主眼を置いた協会活動目指す

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日本オムニチャネル協会は2024年3月6日、年次イベント「オムニチャネルDay」を開催しました。イベント最後のセッションでは、会長である鈴木康弘氏が総括として登壇。協会の設立から現在までの歩みと未来へのビジョンを語りました。

鈴木会長は、2020年に協会を設立した背景について触れ、4年間で317社、443名の会員が集まったことを報告しました。彼は、オムニチャネルの概念を単なるリアルとネットの融合にとどまらず、物流や金融、情報などの全てのビジネスが繋がることを目指していると強調しました。

協会は、業界や企業、地域、規模といった壁を越えて新しいものを創造する場を提供することを目的としています。鈴木会長は、他の業界や地域、世代と交流することで得られる新たな知見と成長の機会について語りました。この4年間で協会は約100の活動を行い、昨年のイベントには約500人が参加し、今年は700人を超える参加者が集まりました。

鈴木会長は、協会の活動として競争ビジネス部会、次世代育成アカデミー、オープンセミナーなどを紹介しました。競争ビジネス部会では、専門家と会員が議論し、顧客ロイヤリティやサプライチェーン、チームビルディングなどのテーマで進化を遂げています。また、次世代育成アカデミーでは、大学のゼミ生を対象に実社会に即した教育を提供し、ベンチャーアカデミーでは若いベンチャー経営者の育成を目指しています。

ITアカデミーでは、一般の人々にもわかりやすい形でITの基礎を学ぶ場を提供し、DXセミナーでは経営者や現場担当者による実践的な講義が行われます。また、ベンチャーピッチイベントでは、若い起業家が自身のアイデアを発表し、交流を深める機会が設けられています。

協会は、会員同士の交流を深めるためのイベントも積極的に開催しています。月例交流会やバーベキュー、海外視察などを通じて、普段は出会うことのない異業種の人々との交流を促進しています。鈴木会長は、異なる背景や環境を持つ人々が交わることで生まれる新たなアイデアや成長の機会について強調しました。

今後も協会は、より多くの業界や地域の人々が参加できる場を提供し、成長を共にすることを目指しています。鈴木会長は、会費の引き下げやベンチャー企業向けの特別料金を導入することで、さらに多くの会員を募りたいと述べました。また、協会のウェブサイトやオンライン配信を通じて、幅広い情報発信と交流の場を提供していく方針を示しました。

鈴木会長は、オムニチャネル競争のデジタル活用を推進し、年間を通じて多様なセミナーやイベントを開催する意向を示しました。彼は、協会を通じて多くの人々が成長し、新たな価値を創造する場となることを目指しています。最後に、次回のセミナーや懇親会でのさらなる交流を呼びかけ、講演を締めくくりました。日本オムニチャネル協会は、業界や地域を越えた多様な人々の交流と成長を促進する場として、ますますその存在感を高めていく考えです。


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