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12拠点の倉庫にクラウドカメラ導入、クラウド化で拠点ごとのレコーダー不要に、保守・メンテナンス負荷も軽減

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2024年8月23日、パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社は、興陽電機株式会社へのクラウドカメラサービス「Cameleo」導入事例を公開しました。この導入は、クラウドカメラを利用して運営することで、監視カメラシステムの性能向上を目指すものです。本記事では、興陽電機株式会社が抱えていた課題や、Cameleoを導入することでの効果について詳しく解説します。

興陽電機株式会社は、山口県、福岡県、大分県に12の拠点を持つ電気設備資材の総合商社です。顧客に快適な住生活環境を提供するために、さまざまな電気設備資材を取り扱っています。同社は今後の事業発展に向け、より効率的な運営と労力の軽減を図る必要がありました。このような背景から、監視カメラシステムの見直しを決定したのです。

興陽電機株式会社では以前、各拠点ごとにローカルのレコーダーで映像を録画するシステムを導入していました。このシステムでは、映像の保管や確認がそれぞれの拠点で行われるため、運用や保守・メンテナンスの負担が非常に大きいという課題がありました。さらに、映像の確認を行うために現地へ赴く手間や、日常的に業務を優先するあまり、頻繁に映像チェックができないという点も問題でした。

そこで、パナソニックISが提案したのが、クラウドベースの監視カメラサービス「Cameleo」です。Cameleoを導入することで、監視映像はクラウドに保管され、各拠点のローカルレコーダーは不要になります。このクラウド化により、レコーダーの定期的なリプレースコストが発生せず、運用・保守・メンテナンスの負担が軽減されます。また、PCやスマートフォンを使用して、どこからでも監視カメラの映像を参照できるため、現地に出向く必要がなくなります。この利便性は、業務効率を大幅に向上させるでしょう。

Cameleoの導入後、興陽電機株式会社は全12拠点の倉庫や現場作業をより効率良く監視できるようになりました。具体的には、全48ヵ所にカメラを設置し、その映像をリアルタイムでチェックできる体制が整いました。これにより、通常業務の中で顔を出すことが難しかった映像チェックも、簡単に行えるようになりました。その結果、作業の進捗状況を常に把握し、トラブルや問題の早期発見・対策が可能になりました。

Cameleoの導入によって、興陽電機株式会社は安全性の向上も実感しています。倉庫などの現場作業において、事故やトラブルが発生した際に、迅速に映像を確認することができるため、即座に対応策を講じることが可能です。これにより、従業員の安全を確保するだけでなく、会社全体のリスク管理が強化されました。

実際にCameleoを導入した興陽電機株式会社からは、「運用コストが削減でき、映像の確認がいつでもどこでも可能になったことで、業務の効率が大幅に向上した」との喜びの声が寄せられています。また、パナソニックISが提供するサービスの質についても、高い評価を受けており、今後もさらなる機能追加やサービス向上に期待する声が上がっています。

今後は、AI技術を活用した映像解析機能の実装を検討するなど、より一層の業務効率化や安全性強化を目指していくことが考えられています。興陽電機株式会社がこのようにデジタルトランスフォーメーション(DX)を進めていくことで、競争力を高め、さらなる成長を遂げることが期待されます。

興陽電機株式会社へのクラウドカメラサービス「Cameleo」の導入は、同社の業務運営に大きな変革をもたらしました。監視カメラのクラウド化により、運用コストの削減や業務効率の改善、安全性の向上といった多くのメリットがもたらされています。このようなデジタル化の取り組みは、今後の企業経営においてもますます重要な課題となることでしょう。興陽電機株式会社の成功事例を通じて、多くの企業がDX推進への一歩を踏み出すきっかけとなることを願ってやみません。

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