株式会社KEC Mirizのプログラミング教材「学校プロクラ」が、大阪府の清風中学校に導入されました。この取り組みは、今後のプログラミング教育における新たな方向性を示すものであり、学校教育のデジタルトランスフォーメーション(DX)の一環として位置づけられます。
清風中学校では、プログラミング学習の促進を目的に「学校プロクラ」を導入しました。生徒たちはこの教材を通じて、高校科目である「情報Ⅰ」の基礎を学ぶことができます。「学校プロクラ」は、楽しく学べる環境を提供し、試行錯誤を重ねることで達成感を得られるカリキュラムが組まれています。これにより、生徒たちはプログラミングの楽しさや重要性に気づくことを目指しています。
「学校プロクラ」は、特にゲーム「Minecraft(マインクラフト)」の世界を利用した内容で、子どもたちに人気のあるゲームを教材として活用することで、プログラミングに対する興味を引き出します。生徒たちは、紙教材とICT機器(PCやタブレット)を利用して“双方向の学び”を体験し、将来に必要となるデジタルスキルを自然に身に付けられる環境が整っています。
この教材には、インプット教材とアウトプット教材の2種類が含まれています。インプット教材では、5回の授業で特定の単元をしっかりと学び、プログラミングの基礎知識を習得します。一方、アウトプット教材ではグループでのプロジェクト制作を通じて、役割分担・設計図作成・プログラミングなどの実践的なスキルを習得します。この流れにより、生徒たちはプログラミング技術だけでなく、協調性や表現力も同時に育むことができます。
清風中学校の導入に際し、株式会社KEC Mirizは、教育者サポート体制も整えています。各学校には担当スーパーバイザー(SV)が配属され、教員と連携しながら導入から運用までのサポートを行います。この体制により、先生方は安心してコンテンツを活用できる環境が保証されます。
プログラミング教育は、今後の社会においてますます重要なスキルとなります。本取り組みを通じて、清風中学校の生徒たちがどのように成長し、未来の社会に貢献していくのか、非常に楽しみです。
株式会社KEC Miriz
https://www.g-asuka.co.jp/index.htm
執筆:DXマガジン編集部