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書評

【今、DXで読むべき本】「なぜ九州のホームセンターが国内有数のDX企業になれたか」経営者自らBIツールを使いこなしてデータドリブン経営に乗り出す

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本を読んで勉強したり知見を深めたりしたい…。しかし時間もないしどんな本を読めばいいのか分からない。そんな人に“読みたくなる”“参考にしたくなる”一冊を紹介します。DX(デジタルトランスフォーメーション)はもとより流行りの最新キーワードを解説するものまで、商談などのビジネスシーンで役立つ本をお届けします。今週の一冊は「なぜ九州のホームセンターが国内有数のDX企業になれたか」

 本書は、 DXにどう取り組めばいいか分からない、従業員をどう育成すればいいか分からないといった課題を抱える経営者や経営幹部、マーケティング責任者などに向く一冊です。  九州エリアを中心に64店舗を展開するホームセンターの「グッデイ」。ITやデジタルにも無縁だった同社が数年でなぜDX企業になれたのか。本書ではその狙いや取り組みをまとめています。具体的には、経営者は何から着手したのか、旧態依然の組織や人材をどう変えていったのか、さらにはホームセンターという売場をどう変貌させたのか。これまでの課題と、その課題にどう向き合って変えたのかを分かりやすく紹介しています。  中でも注目なのが、データを分析・活用する組織・人材づくりの過程です。なぜデータに着目したのか、IT環境をどう整備・拡充したのか、データに無頓着な従業員をどのようにデータ分析人材へと変えたのか。「データ経営」に舵を切るも一向に進まないという経営者にとって役立つ内容が詰まっています。  なお本書では、グッデイの代表取締役社長である柳瀬隆志氏のDXへの思いのほか、ワークマンの土屋専務、CANVASの石戸代表、グルーヴノーツの最首社長と柳瀬社長による対談も掲載しています。
 なお、グッデイの取り組みは、日本オムニチャネル協会とDXマガジンが2022年2月1日に開催した共催セミナーでも紹介しています。著者である柳瀬氏が登壇し、データ分析環境の構築や人材育成用の教育プログラムなどについて触れています。セミナーの様子は以下で紹介しているので、合わせてご覧ください。

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