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コラム

変えられない過去より、今に全力を注いで未来を変えよ!

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人はどうしても過去を振り返ってしまいがち。しかしどれだけ反省しても過去は変わりません。変えられる未来に目を向け、そのために今に全力を注ぐことが大切です。過去にとらわれないためにはどんな行動が必要か。自分を変えるためにはどんな姿勢が不可欠か。未来を変えるために必要なことを考えます。【週刊SUZUKI #87】

成長した未来を描くには「今」に目を向け、その瞬間から変えていかなければなりません。つまり、今を変えられない人は成長を見込めません。もちろん明るい未来も望めません。

人はどうしても、過去を振り返りたくなるものです。過去の行いを反省したり後悔したりし、「あのとき、こうしておけばよかった」などと思い込みがちです。これまでの行動を反省して教訓にするのは悪いことではありません。しかし、過去のことはすでに起きてしまったこと。何をしても変わりません。変えられない過去に固執し、今をないがしろにするようでは本末転倒です。

これは人にも当てはまります。例えば、あなたが部下の言動や姿勢を正そうとどれだけ指導しても、本人が意識を改めない限り、決して変わることはありません。人はそう簡単に変われないのです。

大切なのは、変えられないことに固執しないこと。それより、変えられることに目を向けるべきです。つまり、今に全力を注ぎ、未来であり自分を変えるよう努力します。

人の成長は日々の積み重ねです。「昨日は頑張れなかったな…」と思うときがあれば、今から頑張ればよいのです。気持ちをすぐに切り替え、今を常に大切する姿勢が成長を呼び込みます。

反省や後悔ばかりする人は、その思いを断ち切ってください。あれこれ考え込んでいた気持ちを、今に注いでください。まったく難しくありません。「自身は成長できないな」と感じるなら、今に向き合う姿勢が足りないのです。何度も繰り返していくうちに、あなたは成長するのです。

筆者プロフィール

鈴木 康弘
株式会社デジタルシフトウェーブ
代表取締役社長
1987年富士通に入社。SEとしてシステム開発・顧客サポートに従事。96年ソフトバンクに移り、営業、新規事業企画に携わる。 99年ネット書籍販売会社、イー・ショッピング・ブックス(現セブンネットショッピング)を設立し、代表取締役社長就任。 2006年セブン&アイHLDGS.グループ傘下に入る。14年セブン&アイHLDGS.執行役員CIO就任。 グループオムニチャネル戦略のリーダーを務める。15年同社取締役執行役員CIO就任。 16年同社を退社し、17年デジタルシフトウェーブを設立。同社代表取締役社長に就任。他に、日本オムニチャネル協会 会長、SBIホールディングス社外役員、東京都市大学特任教授を兼任。

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