全研本社は2022年11月8日、フルリモート勤務のクリエイティブ職の働き方に関する調査結果を発表しました。週5日以上テレワークで働く編集者、デザイナー、ライターなどのクリエイティブ職100人に聞いた結果です。フルリモートの働きやすさなどを聞いています。
フルリモートの勤務体系は働きやすいかを聞いた結果が図1です。
via www.zenken.co.jp
「非常に働きやすい」が59.0%で、「やや働きやすい」が28.0%で続きます。両回答を合わせると、9割近くの人がフルリモートの働き方を働きやすいと評価していることが分かります。
前問で「非常に働きやすい」「やや働きやすい」と答えた人に、フルリモートが働きやすいと思う理由を聞いた結果が図2です。
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「周りを気にせず仕事に没頭できるから」が78.2%でもっとも多く、「好きな場所で仕事ができるから」(59.8%)、「リモート・対面問わず、クリエイティビティを発揮することができる仕事だから」(48.3%)が続きます。
自由回答の中には次の理由もありました。
・子どもへの対応が柔軟にできる。
・手元にある資料(書籍など)が使いやすい。
・オフィスの中とは違い、人の目を気にせずに話を聞きたい人に話を聞ける。
・ネット環境の充実。
・時間設定が自由で食事の時間さえコントロールできること。
・夜間や休日対応が発生した場合でもPCがあればどこでも対応可能だから。
・冷暖房も自由に操作できる。 ではフルリモート勤務に働きにくさはないのか。働きにくいと感じることを聞いた結果が図3です。
・子どもへの対応が柔軟にできる。
・手元にある資料(書籍など)が使いやすい。
・オフィスの中とは違い、人の目を気にせずに話を聞きたい人に話を聞ける。
・ネット環境の充実。
・時間設定が自由で食事の時間さえコントロールできること。
・夜間や休日対応が発生した場合でもPCがあればどこでも対応可能だから。
・冷暖房も自由に操作できる。 ではフルリモート勤務に働きにくさはないのか。働きにくいと感じることを聞いた結果が図3です。
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「やりとりが文面のため、ニュアンスの共有ができない」が41.0%でもっとも多く、「能動的に情報を得る必要がある」(30.0%)、「気軽にブレインストーミングができない」(28.0%)が続きます。
自由回答の中には、働きにくさとして次の点を指摘する声もありました。
・やる気が出ない時、だらけやすい。
・ほんのちょっとした違和感やズレを解消する敷居が高い。
・実際に目にした物とモニター越しに見る物に、若干のイメージ違いがある時がある。
・頻繁に携帯電話に連絡が入ってしまい、中断を余儀なくされる。
・自宅に人がいると集中しづらい。
・レスポンスが遅い。
・回線の遅さ、自宅のPCでは容量に限界があるため。 働きやすさを追求するために工夫していることを聞いた結果が図4です。
・やる気が出ない時、だらけやすい。
・ほんのちょっとした違和感やズレを解消する敷居が高い。
・実際に目にした物とモニター越しに見る物に、若干のイメージ違いがある時がある。
・頻繁に携帯電話に連絡が入ってしまい、中断を余儀なくされる。
・自宅に人がいると集中しづらい。
・レスポンスが遅い。
・回線の遅さ、自宅のPCでは容量に限界があるため。 働きやすさを追求するために工夫していることを聞いた結果が図4です。
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「疲労が溜まったら、散歩など気分をリフレッシュさせている」が45.0%でもっとも多くなりました。「Web会議とチャットを上手く使い分けている」(40.0%)や「状況や予定を積極的に共有している」(33.0%)といった回答も上位を占めます。
そのほか、自由回答の中には次の取り組みも見られました。
・身の回りの環境を整えてリモート仕様に変更している。
・体調や精神面の自己管理の優先度を高める。
・腰痛にならないように意識的に立ち上がって歩く。
・失敗を恐れずに情報を発信する。
・納期等を明確に共有する。
・仕事道具の充実。
・メールやチャット等、すぐ返信する習慣付け。
・コミュニケーションが取りやすいツールを取り入れる。 調査を実施した全研本社によると、不便を感じてもフルリモートの方が利点は多いと感じるクリエイターは多いようです。クリエイティブな仕事だからこそ、自宅で働けるフルリモートはより良いパフォーマンスを出せる環境だと分析します。
・身の回りの環境を整えてリモート仕様に変更している。
・体調や精神面の自己管理の優先度を高める。
・腰痛にならないように意識的に立ち上がって歩く。
・失敗を恐れずに情報を発信する。
・納期等を明確に共有する。
・仕事道具の充実。
・メールやチャット等、すぐ返信する習慣付け。
・コミュニケーションが取りやすいツールを取り入れる。 調査を実施した全研本社によると、不便を感じてもフルリモートの方が利点は多いと感じるクリエイターは多いようです。クリエイティブな仕事だからこそ、自宅で働けるフルリモートはより良いパフォーマンスを出せる環境だと分析します。
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