MENU

ニュース

DXで変える飲食店の“こども食堂化”──夏2週間で約2万食を無償提供

  • URLをコピーしました!

NPO法人Kids Future Passportの「こどもごちめし」が、夏休み開始から2週間で累計1万9861食を無償提供しました。吉野家・モスバーガー・はなまる等とDXプラットフォームを使い、食の不安に挑む取り組みの“現場データ”を追います。

飲食店×DXで届いた「5.4万食」の実績と見えてきた課題

NPO法人Kids Future Passportが運営する「こどもごちめし」は、夏休みの食の不安に応えるため、地域の飲食店と連携し食事を無償提供する仕組みです。2025年7月22日の開始から2週間で累計1万9861食、1日平均約1,400食を提供しました。プロジェクト全体の提供見込みは合計5.4万食で、内訳は吉野家3.5万食、モスバーガー1万食、はなまるうどん3千食、クラウドファンディングによる寄付分が6.1千食です。モスバーガー分は提供上限に達し既に終了しており、吉野家は一部店舗を除き、はなまるは東京都内45店舗が対象となっています。

利用状況を見ると、都市部に支援ニーズが集中していることが明確になりました。7月22日〜8月4日時点での利用者上位は東京都(2,053人)、愛知県(1,583人)、神奈川県(1,192人)、福岡県(1,282人)、大阪府(1,148人)、埼玉県(1,084人)で、首都圏4都県だけで全体の約25%を占めています。逆に島根(34人)や鳥取(35人)、岩手(43人)など利用の少ない県もあり、対象店舗数やアクセス、認知度の差が影響していると見られます。

世帯別の傾向も浮かび上がりました。一般世帯では小学生の利用が50.0%を占め、中学生は15.9%にとどまります。利用時間は昼(11〜13時)に4割超が集中し、深夜・早朝(22〜5時)は0.59%と少数です。一方、要支援世帯では小学生50.4%、中学生は22.9%と高く、利用時間は約5割が夕方〜夜(16〜21時)に集中しています。注目すべきは深夜・早朝の利用で、要支援世帯は687%に達し、一般世帯の約10倍の傾向が見られます。ひとり親世帯など多様な生活リズムに対応する支援ニーズが存在することを示しています。

参加企業からは、吉野家・モスフードサービス・はなまるの各社が子どもたちの笑顔や現場での手応えを報告しています。KFPは、Gigi社のGOCHIプラットフォームを活用し、飲食店を“こども食堂化”するDX的な仕組みで持続可能な支援を目指しています。

詳しくは「NPO法人 Kids Future Passport」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部 權

シェアはこちらから
  • URLをコピーしました!
  • 週刊SUZUKI
  • 日本オムニチャネル協会
  • 公式LINEメンバー

お問い合わせ

取材のご依頼やサイトに関するお問い合わせはこちらから。

問い合わせる