日本のカンファレンスやイベントは「学びの場」としては充実しているものの、参加者同士の交流が十分に生まれないという課題を抱えています。参加者100名規模のイベントを比較すると、海外型設計では1人あたり約15人と交流し全体で1,500件のネットワーキングが発生するのに対し、日本型では1人あたり3人、全体で300件と推計され、実に約80%の機会を失っているとされています。
診断コンテンツで会話の“きっかけ”を提供
こうした課題に対し、出張・経費管理クラウドを展開するコンカーは、株式会社ピクルスが提供する診断作成ツール「ヨミトル」を活用。「未来創造タイプ診断」を導入し、参加者同士の自然な会話を促す仕組みを構築しました。診断はAI・ビッグデータ活用時代に参加者がどのように未来を創造するかを分析する内容で、結果が“共通言語”となることで初対面でも会話が弾みやすくなります。
診断体験者には専用バッジも配布され、同じタイプ同士や異なるタイプ同士での交流が生まれやすくなる仕組みも導入。従来の名刺交換だけに終わらない、深い議論や継続的な関係構築につながる効果が期待されています。
コンカーが実施した「SAP Concur Fusion Exchange 2025」では、診断結果をベースにセッション参加をレコメンドするなど、イベント体験全体にパーソナライズを反映。これにより参加者は学びに加えて「つながり」を得られ、満足度やリピート率の向上につながるとしています。
診断ツール「ヨミトル」を活用したネットワーキング設計は、交流不足という日本特有の課題に対して一つの解決策を提示しました。今後はイベント運営のスタンダードとして広がる可能性もありそうです。
詳しくはコンカー公式サイトまで。
レポート/DXマガジン編集部






















