PayPayカードは、決済後に1回払いをあとから分割へ変更できる「あとから分割」を開始しました。3回〜48回での分割変更が可能となり、PayPayクレジットでの決済分も対応。店頭で慌てずに済む新しい決済体験を提供します。
決済後でも分割に変更できる「あとから分割」の概要と使い方
本文PayPayカードの新サービス「あとから分割」は、支払いを柔軟に見直したいユーザーに向けた機能です。従来は分割払いを希望する場合、決済時に店舗で分割回数を選ぶ必要がありましたが、本サービスにより一度1回払いで決済した利用分を後から3回〜48回の範囲で分割払いへ変更できます。変更は「PayPay」アプリ内のミニアプリ「PayPayカード」またはPayPayカードの会員メニューにある「支払い金額調整」から簡単に行えます。この仕組みにより、急な出費や返済計画の見直しが必要になった際に、月々の請求額をスムーズに調整できるようになります。特に分割払いの取り扱いがない店舗での1回払いも、あとから分割に変更できる点が利便性を高めています。
「あとから分割」の利用条件や締切日手数料についても注意が必要です。変更可能なのは税込1,000円以上のショッピング1回払いまたはボーナス1回払いであり、分割利用可能枠に空きがある場合に限られます。変更手続きには所定の分割手数料が発生し、既存の分割手数料体系に準じます。また、支払い口座の登録状況によって当月分の変更締切日が異なり、口座登録済みの場合は毎月20日(※一部金融機関は15日)21時59分まで、未登録の場合は毎月10日21時59分までが目安となります。999円以下の利用分や年会費、各種手数料など一部変更できない決済があるため、詳細はガイドを確認する必要があります。
PayPayとの連携面も拡張されました。PayPayアプリにPayPayカードを登録して利用する「PayPayクレジット」での決済分も、あとから分割の対象になります。これによりPayPayでの支払い履歴全体に対して、利用後に柔軟な返済設計を適用できるようになり、決済時に支払い方法を悩む必要が減ります。変更手続きはアプリ内で完結し、電話やチャットでは受付けていないため、手続き方法を事前に把握しておくことが重要です。
総じて、PayPayカードの「あとから分割」は、ユーザーファーストの観点で決済体験の柔軟性を高める施策です。決済行為をよりシンプルにしつつ、後からの見直しで家計管理や突発的な支出への対応力を向上させる点が評価できます。ただし、手数料や変更可否の条件はサービスに従うため、利用前に必ず確認することが肝要です。
詳しくは「PayPayカード株式会社」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部 權






















