MENU

ニュース

インフル流行期到来、今すぐできる咳エチケットを徹底

  • URLをコピーしました!

埼玉県の感染症発生動向調査で、第39週(令和7年9月22日~9月28日)に1定点当たり1.43人と、流行開始の目安1.00を超えました。朝霞や東松山など一部保健所管内で特に報告が増えています。家庭や職場で今すぐ実行できる基本対策を確認しましょう。

流行状況の現状と家庭・職場での具体的対策

埼玉県の定点医療機関からの報告によれば、第39週に1定点当たりの患者数が1.43人となり、流行開始の目安である1.00を上回りました。これは令和7年4月以来、約5か月ぶりの基準超過です。保健所管内別の報告数は朝霞保健所で3.56人、東松山保健所で3.50人、狭山保健所で3.15人、南部保健所で3.00人と多い順に挙がっており、地域により流行の度合いに差が出ている点が特徴です。埼玉県は、埼玉県医師会の協力で指定した176の定点医療機関から毎週情報を収集しています。

インフルエンザはインフルエンザウイルス感染による疾患で、主に咳やくしゃみによる飛沫感染が中心です。症状は38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛などの全身症状が突然現れ、のどの痛みや鼻汁、咳も伴います。乳幼児では急性脳症のリスクがあり、高齢者や免疫力が低下している方では肺炎を伴うなど重症化することがあるため、流行期は特に注意が必要です。症状の軽い不顕性感染もあるため、周囲への配慮が重要です。

流行を抑えるために埼玉県は基本的な感染予防の徹底を呼びかけています。まず日常的な咳エチケットを励行してください。具体的には(1)咳やくしゃみを人に向けない、(2)マスクがない場合はハンカチなどで口を覆う、(3)手のひらで受けた場合はすぐに手を洗う、の三点です。外出後は流水と石けんによる手洗いが有効で、アルコール消毒も効果的です。ワクチン接種は予防と重症化の抑制に有効とされています。室内では適切な湿度(50~60%)を保つことが推奨され、十分な休養とバランスの取れた栄養摂取も抵抗力維持に役立ちます。流行期は特に高齢者、基礎疾患のある方、妊婦、睡眠不足や疲労のある方は人混みや繁華街への外出を控えるようにしてください。感染した場合は早めに医療機関を受診し、安静と水分補給、同居者も家庭内でマスクをするなどの対応が重要です。

詳しくは「埼玉県」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部 權

シェアはこちらから
  • URLをコピーしました!
  • 週刊SUZUKI
  • 企業風土の礎
  • 日本オムニチャネル協会

お問い合わせ

取材のご依頼やサイトに関するお問い合わせはこちらから。

問い合わせる