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プライバシー重視のAI導入戦略、Appleが示した道

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アップルは15日に「Apple Intelligence」を発表し、翻訳や画面理解などのAI機能をデバイス上で処理する仕組みを提供しました。企業のDX現場ではどのような変化が起きるのか、プレスリリースの内容を実務目線で整理しました。

アップルが示した端末優先+プライベートクラウド」の設計

アップルはiOS 26、iPadOS 26、macOS Tahoe 26、watchOS 26、visionOS 26向けにApple Intelligenceを提供しました。基盤モデルの多くをデバイス上で実行する設計とし、より複雑な処理はプライベートクラウドコンピューティングで補うことで、ユーザーデータを端末内に留める方針を打ち出しました。これにより、企業が扱う機密情報や個人情報の流出リスクを抑えつつ高度な生成AI機能を利用できる基盤が整備された形になりました。アップル自身はこの設計を「AIにおけるプライバシー革命」と位置づけて発表しました。

ライブ翻訳やビジュアルインテリジェンスは現場のコミュニケーションと業務効率に直結する機能として注目されました。ライブ翻訳はメッセージ、FaceTime、電話に統合され、AirPodsと組み合わせて対面や通話のリアルタイム翻訳が可能になりました。画面上に表示されたものを解析するビジュアルインテリジェンスは、テキストの要約や翻訳、カレンダーへの追加などのワンタップ操作を実現し、現場での情報取得と意思決定を迅速化しました。アップルは対応言語の拡大や年末までの翻訳機能の拡張も公表しており、多言語対応の現場運用を後押ししました。

また、ショートカットでApple Intelligenceのモデルを直接利用できるようにし、書類の要約やPDFからの情報抽出、メモの比較といったワークフロー自動化が容易になりました。デベロッパ向けにはデバイス上の大規模言語モデルが提供され、多くのアプリがオフラインでプライバシーを保った機能を実装しました。Image Playgroundやジェン文字、Workout Buddyなどの新体験は顧客や社員向けの付加価値を高める可能性があり、企業が自社サービスと組み合わせて導入する道筋が示されたと言えます。

詳しくは「Apple」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部 權

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