銅価格高騰と盗難リスクが深刻化する再エネ現場で、三鈞日本(SUNKEAN)はアルミケーブルの導入を後押しする接続ソリューションを発表しました。信頼性と施工効率を両立する技術と規格適合によって、現場のDX化を現実のものにします。
アルミ導体の課題を解く「端末~接続」までの総合ソリューション
近年、太陽光発電所をはじめとする再生可能エネルギー現場では、銅の高騰や盗難対策の観点からアルミケーブルの採用が急速に広がっています。アルミは軽量で材料費や輸送費を抑えられる一方、銅と異なる物性に起因する酸化や電気化学的腐食が接続部の大きな課題となります。三鈞日本(SUNKEAN)は、JIS規格およびPSE・JET認証に準拠したケーブル供給に加え、端末処理から機器接続に至るまでの総合ソリューションを提示し、この問題に対応します。
具体的には二つのアプローチを示しています。まずバイメタル端子による接続で、SUNKEAN製バイメタル端子は摩擦溶接でアルミ導体と銅端子を強固に接合し、端子表面はすずメッキ、内部にコンパウンドを内包することで接触抵抗の安定化と施工性を両立します。さらにPanduit製バイメタル端子との共同適合試験を実施し、Panduit社の確認と承認のもとに適合証明書を発行しています。これにより銅製ブレーカーや端子台への直接装着が可能になります。
もう一つは、銅導体とアルミ導体を直線的に接続するメカニカル接続の提案です。三鈞日本はTE Connectivityと協力し、圧着を不要とするトルク型ボルト構造の「TEメカニカル導体接続管」を採用しました。本製品はJCAA K1001、JIS C2810等の主要規格に準拠し、IEC 61238-1(クラスA)やGB 9327の基準にも適合する試験合格実績を持ちます。これにより現場での工具や加熱等の負担を低減し、安定した導体接続が期待できます。
現場での仕上げ処理としては、接続部のシール性と耐候性を確保する「熱収縮チューブ」方式と、施工時の送り込み忘れリスクを解消する「GelWrap」方式の二種類を用意しています。熱収縮チューブは高いシール性で長期屋外使用に適する一方、加熱装置が必要です。GelWrapは半割れラップ形状で工具や加熱が不要なため、電源確保が難しい遠隔地や短工期現場に向きます。この二者選択により、現場の環境や施工条件に応じた柔軟な運用が可能です。
三鈞日本はケーブル本体から端末処理、さらに銅・アルミ接続までを包括的に支えることで、再エネ分野におけるコスト削減と盗難対策という課題に対応するとしています。PanduitやTE Connectivityとの協業による試験・適合証明を整備した点も、導入時の安心材料となります。今後も同社は技術と施工性の両立を掲げ、太陽光発電など再エネ現場の実務的なDX化に貢献すると述べています。
詳しくは「三鈞日本株式会社」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部






















